【柏】15日にACL準々決勝・第2戦! ディフェンスリーダー鈴木大輔の静かなる決意

カテゴリ:Jリーグ

小田智史(サッカーダイジェスト)

2015年09月14日

「これまでも逆境を乗り越えてきた経験があるので、もちろん自信はあります」

柏の目標はあくまでACL優勝。「これまでも逆境を乗り越えてきた経験があるので、もちろん自信はある」と鈴木は自信を窺わせる。 写真:佐藤 明(サッカーダイジェスト写真部)

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――エースの工藤壮人選手は、「アウェーで広州恒大に勝てば、その後の戦いに物凄い弾みがつく」と話していましたが、まさにその通りだなと。
 
「僕らの目標はあくまで『優勝』。優勝するのであれば、こういった厳しい道は通らなきゃいけない。そう割り切って戦いたいと思います」
 
――そういう厳しい状況に、燃えるタイプですか?
 
「燃えるタイプですね。これまでも逆境を乗り越えてきた経験はあるので自信はありますし、他の選手たちも同じだと思います。ウチはひとりスター選手がいて、個の力で突破していくサッカーじゃない。一人ひとりがつながって、ひとつの組織として機能するサッカーを目指しています。全員が共通理解を持てているので、もう自信を持って突き進んでいくだけだと思います」
 
――現在、第2ステージ・6節から38日間で10試合をこなす超過密日程の最中です。コンディション的にはいかがですか?
 
「試合が多いのは選手冥利に尽きます。(2013年に)レイソルに来てから連戦も経験させてもらったので、コンディションの作りやすさを感じています。自分の気持ちを奮い立たせて試合に臨めば、まったく問題ありません」
 
――タイトルが懸かっている点もプラスに働きますね。
 
「それは大きなモチベーションになっています。毎年タイトルを掴みたいと思っているなかで、今年は特に欲しい想いが強い。もちろん、そのためには勝負強さであったり、試合をひっくり返す力が必要になるし、常にチーム一丸となって同じ目標に向かっていけるかが大事になる。当たり前のことがすごく難しい世界ですけど、良い結果を持って柏に戻りたいですね」
 
取材・文:小田智史(サッカーダイジェスト編集部)
 
 
PROFILE
すずき・だいすけ/1990年1月29日生まれ、東京都出身。181センチ・78キロ。仲良しSSS―テイヘンズFCJrユース―星陵高―新潟―柏。今季通算27試合・2得点、J1通算138試合・7得点。日本代表通算2試合・0得点。対人プレーに強く、攻撃時のボール捌きにも自信を持つCB。
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