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【G大阪】エース宇佐美に復調の気配。2ゴールに秘められた、確かな「狙い」と「修正力」

カテゴリ:Jリーグ

サッカーダイジェストWeb編集部

2015年09月13日

充実の背番号39は、再びゴール量産体制へ。

5試合ぶりのゴールを挙げた鹿島戦は、宇佐美にとってひとつの節目になるかもしれない。写真:サッカーダイジェスト

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 2点目は、本人が「少しラッキーだった」と言うとおり、DFに当たってコースが変わり、GKの逆を突いたものだ。とはいえ、このゴールに至る過程には、宇佐美の技術と修正力の高さが凝縮されていた。
 
 パトリックがドリブルで持ち上がるのを横目に、猛然と前線に駆け上がった宇佐美は、当初「ワンタッチで打ちこむようなイメージで走っていた」という。
 
 しかし、パトリックからのパスが「少しズレた」ために、そのままシュートを打つのは難しいと判断したのだろう。一度スピードを落として体勢を整え、そこから巧みにステップを踏み変えてDFを翻弄。「上手く修正できで、そこからまた仕掛け直した」とゴールライン付近まで持ち込み、角度のないところからシュートを打ち込んだのだ。
 
 この一連のプレーを映像で振り返れば分かるが、宇佐美はパトリックへのクロスを上げた節もある。それがゴール方向へ転がったのは「少しラッキーだった」とはいえ、仮に相手DFの足に当たっていなかったら、ニアへ飛び込んだパトリックへの絶好のアシストになったはずだ。

 第2ステージ4節の神戸戦以降、宇佐美はこの試合までリーグ戦4試合連続でノーゴールだった。本人は「出そうな予感というか、ギリギリのところまでは行っていた」と言うが、少なからず責任を感じていたはずだ。
 
 この鹿島戦の2ゴールで肩の力が抜ければ――。「すごく手応えは感じている」と充実の表情を浮かべた背番号39が、再びゴール量産体制に入るかもしれない。
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