充実の背番号39は、再びゴール量産体制へ。
2点目は、本人が「少しラッキーだった」と言うとおり、DFに当たってコースが変わり、GKの逆を突いたものだ。とはいえ、このゴールに至る過程には、宇佐美の技術と修正力の高さが凝縮されていた。
パトリックがドリブルで持ち上がるのを横目に、猛然と前線に駆け上がった宇佐美は、当初「ワンタッチで打ちこむようなイメージで走っていた」という。
しかし、パトリックからのパスが「少しズレた」ために、そのままシュートを打つのは難しいと判断したのだろう。一度スピードを落として体勢を整え、そこから巧みにステップを踏み変えてDFを翻弄。「上手く修正できで、そこからまた仕掛け直した」とゴールライン付近まで持ち込み、角度のないところからシュートを打ち込んだのだ。
この一連のプレーを映像で振り返れば分かるが、宇佐美はパトリックへのクロスを上げた節もある。それがゴール方向へ転がったのは「少しラッキーだった」とはいえ、仮に相手DFの足に当たっていなかったら、ニアへ飛び込んだパトリックへの絶好のアシストになったはずだ。
第2ステージ4節の神戸戦以降、宇佐美はこの試合までリーグ戦4試合連続でノーゴールだった。本人は「出そうな予感というか、ギリギリのところまでは行っていた」と言うが、少なからず責任を感じていたはずだ。
この鹿島戦の2ゴールで肩の力が抜ければ――。「すごく手応えは感じている」と充実の表情を浮かべた背番号39が、再びゴール量産体制に入るかもしれない。
パトリックがドリブルで持ち上がるのを横目に、猛然と前線に駆け上がった宇佐美は、当初「ワンタッチで打ちこむようなイメージで走っていた」という。
しかし、パトリックからのパスが「少しズレた」ために、そのままシュートを打つのは難しいと判断したのだろう。一度スピードを落として体勢を整え、そこから巧みにステップを踏み変えてDFを翻弄。「上手く修正できで、そこからまた仕掛け直した」とゴールライン付近まで持ち込み、角度のないところからシュートを打ち込んだのだ。
この一連のプレーを映像で振り返れば分かるが、宇佐美はパトリックへのクロスを上げた節もある。それがゴール方向へ転がったのは「少しラッキーだった」とはいえ、仮に相手DFの足に当たっていなかったら、ニアへ飛び込んだパトリックへの絶好のアシストになったはずだ。
第2ステージ4節の神戸戦以降、宇佐美はこの試合までリーグ戦4試合連続でノーゴールだった。本人は「出そうな予感というか、ギリギリのところまでは行っていた」と言うが、少なからず責任を感じていたはずだ。
この鹿島戦の2ゴールで肩の力が抜ければ――。「すごく手応えは感じている」と充実の表情を浮かべた背番号39が、再びゴール量産体制に入るかもしれない。