【川崎 | 採点・寸評】

GK
30　新井章太　6.5　
ほとんどのシュートを正面でキャッチ。83分のシュートコースを消す飛び出しは、１ゴール分の価値あり。

DF
17　武岡優斗　5.5
前半のPK献上のほか、バレーとの身体のぶつけ合いで簡単に入れ替わられる場面もあった。
 
５　谷口彰悟　6.5
ある程度の突破は許しても、最後の一線は死守。足を止めることなく左クロスをカットした79分のプレーは素晴らしかった。
 
８　小宮山尊信　６
３バックの一角から左SBへ移った後半は、攻め上がりを自重。全体のバランスを整えていた印象。
 
MF
16　大島僚太　６
パスがズレてピンチを招く場面があろうと、縦に入れていく意識は失わなかった。


14　中村憲剛　７
絶妙のコース、タイミングのFKで決勝点を導く。相手の隙を突いたと言うより、自ら隙を創り出したかのようなプレーはまさに“巧み”。

18　エウシーニョ　5.5
攻撃で良さを発揮するより、守備面の特長を消された感も。足を傷めたこともあり84分に交代。
 
22　中野嘉大　５
リーグ戦初先発も、得意のドリブルはあまり見られず。不用意な中央への横パスもあった。
 
FW
35　田坂祐介　6.5
後半は中盤の右でプレー。「相手の出足を挫くことができた」決勝点を押し込み、リーグ戦復帰を自ら祝う。

11　小林悠　７
鋭い動きを繰り返して２アシスト。中村のパスに呼応した動き出しから、決勝点につながるFKを奪取したワンプレーも光った。

13　大久保嘉人　6.5
好ポジショニングで１得点。DFがひとりでボールを持とうものなら、狩人のように奪いに行った。

 
交代出場
FW
９　杉本健勇　6.5
交替直後は消極的なプレーもあったが、最後は小林の折り返しを、冷静かつ豪快にゴール。
 
DF
４　井川祐輔　－
残り時間６分で登場。CBとして、バレー、盛田をめがけたロングボール攻勢に対処した。

MF 
19　森谷賢太郎　－
90＋３分、足を傷めた小林に替わって投入される。その直後に、タイムアップの笛が鳴った。

監督
風間八宏　6.5　
４バックに変えて勝ち越し、３バックに戻して逃げ切りと、策が見事にハマる。１週間前の天皇杯をベストメンバーで戦いこの勝利につなげた。

※MAN OF THE MATCH＝取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「６」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。