林のスーパーセーブがチームを立て直し、浅野のカウンターを呼ぶ。
【広島|採点・寸評】
GK
1 林 卓人 7
R・フランクや宇佐美のシュートを防ぐなど好セーブを連発。極めつけは77分に決められたら同点というPKをストップし、チームを勝利に導いた。
DF
4 水本裕貴 5.5
球際で負ける場面やビルドアップでのミスが散見。アキレス腱痛を乗り越えて30歳のバースデーゲームに挑んだが、普段ほどの安定感はなかった。
5 千葉和彦 6
山形のハイプレッシャーにも動じず、逆に相手が焦れるほどのいなしっぷり。球際で入れ替わられてゴール前に侵入される場面も連係で凌いだ。
33 塩谷 司 6
空中戦でイニシアチブを握り、ディエゴとの肉弾戦でも互角の戦いを披露。攻めては膠着した局面を打開するロングパスのチャレンジも効果的だった。
MF
6 青山敏弘 6.5
素早いプレスバックとセカンドボールへの対応など、中盤で泥臭く奮闘。71分には約35メートルの位置からバーを叩く強烈なミドルで攻撃でも見せ場を作った。
8 森﨑和幸 5.5
失点の場面はディエゴに死角から前に入られてシュートを許してしまった。それでもその後は鋭いボール奪取と安定の組み立てで挽回。
9 ドウグラス 6.5
ワンタッチプレーを有効に使ってカウンターを引き出す。効果的なプレスバックでポゼッションを高め、60分には思い切りの良いミドルで山形の守備をこじ開けた。
14 ミキッチ 6.5
ロングスプリントと鋭い切り返しでサイドを制圧。待望の初ゴールも生まれるなどプレーに躍動感があった。PK献上は本人曰く「ファウルはなし」。
18 柏 好文 6
右サイドに合わせて前半は自重。後半はガンガン突破を仕掛け、浅野のゴールシーンではフリーランニングでDFを引き付ける“アシスト”を見せた。
24 野津田岳人 5.5
プレッシングが上手くハマらず、攻撃でも思うように前を向けない我慢の時間が続いた。献身的な姿勢は評価すべきだが、柴﨑の復帰で正念場に。
FW
11 佐藤寿人 6
相手の厳しいマークにボールタッチ数は10回にも満たず、“ゴン超え”はお預け。ただ、そのなかでも常に相手の最終ラインと駆け引きして裏を狙い、ミキッチの得点シーンでもしっかりマークを外してゴール前に飛び込んでいた。
交代出場
FW
29 浅野拓磨 6.5
スルーやワンタッチの落としでシャドーの選手のシュートを演出。79分にはボックス・トゥ・ボックスを独走してカウンターを決め、山形にトドメを刺した。
MF
30 柴﨑晃誠 6
左ハムストリングの故障から7試合ぶりに復帰。緩急を付けた攻めと、ボールを落ち着かせる絶妙なキープで、チームにバリエーションを持たせた。
DF
19 佐々木翔 -
クローザーとしてWBに入る“定番”の起用。相手のカウンターを警戒するだけでなく、果敢に敵陣に上がって攻撃に厚みをもたらした。
監督
森保 一 6.5
先制点を奪われても焦らず、忠実にチームコンセプトを遂行。エース佐藤に代えて起用した浅野がダメ押し点を決めるなど、チーム力を誇示した。
取材・文:小田智史(サッカーダイジェスト編集部)
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
GK
1 林 卓人 7
R・フランクや宇佐美のシュートを防ぐなど好セーブを連発。極めつけは77分に決められたら同点というPKをストップし、チームを勝利に導いた。
DF
4 水本裕貴 5.5
球際で負ける場面やビルドアップでのミスが散見。アキレス腱痛を乗り越えて30歳のバースデーゲームに挑んだが、普段ほどの安定感はなかった。
5 千葉和彦 6
山形のハイプレッシャーにも動じず、逆に相手が焦れるほどのいなしっぷり。球際で入れ替わられてゴール前に侵入される場面も連係で凌いだ。
33 塩谷 司 6
空中戦でイニシアチブを握り、ディエゴとの肉弾戦でも互角の戦いを披露。攻めては膠着した局面を打開するロングパスのチャレンジも効果的だった。
MF
6 青山敏弘 6.5
素早いプレスバックとセカンドボールへの対応など、中盤で泥臭く奮闘。71分には約35メートルの位置からバーを叩く強烈なミドルで攻撃でも見せ場を作った。
8 森﨑和幸 5.5
失点の場面はディエゴに死角から前に入られてシュートを許してしまった。それでもその後は鋭いボール奪取と安定の組み立てで挽回。
9 ドウグラス 6.5
ワンタッチプレーを有効に使ってカウンターを引き出す。効果的なプレスバックでポゼッションを高め、60分には思い切りの良いミドルで山形の守備をこじ開けた。
14 ミキッチ 6.5
ロングスプリントと鋭い切り返しでサイドを制圧。待望の初ゴールも生まれるなどプレーに躍動感があった。PK献上は本人曰く「ファウルはなし」。
18 柏 好文 6
右サイドに合わせて前半は自重。後半はガンガン突破を仕掛け、浅野のゴールシーンではフリーランニングでDFを引き付ける“アシスト”を見せた。
24 野津田岳人 5.5
プレッシングが上手くハマらず、攻撃でも思うように前を向けない我慢の時間が続いた。献身的な姿勢は評価すべきだが、柴﨑の復帰で正念場に。
FW
11 佐藤寿人 6
相手の厳しいマークにボールタッチ数は10回にも満たず、“ゴン超え”はお預け。ただ、そのなかでも常に相手の最終ラインと駆け引きして裏を狙い、ミキッチの得点シーンでもしっかりマークを外してゴール前に飛び込んでいた。
交代出場
FW
29 浅野拓磨 6.5
スルーやワンタッチの落としでシャドーの選手のシュートを演出。79分にはボックス・トゥ・ボックスを独走してカウンターを決め、山形にトドメを刺した。
MF
30 柴﨑晃誠 6
左ハムストリングの故障から7試合ぶりに復帰。緩急を付けた攻めと、ボールを落ち着かせる絶妙なキープで、チームにバリエーションを持たせた。
DF
19 佐々木翔 -
クローザーとしてWBに入る“定番”の起用。相手のカウンターを警戒するだけでなく、果敢に敵陣に上がって攻撃に厚みをもたらした。
監督
森保 一 6.5
先制点を奪われても焦らず、忠実にチームコンセプトを遂行。エース佐藤に代えて起用した浅野がダメ押し点を決めるなど、チーム力を誇示した。
取材・文:小田智史(サッカーダイジェスト編集部)
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。