W杯出場国を相手にしても伊東と三笘の突破は
次に、今後へ向けて克服ポイントを挙げたいと思います。
【ポイント①:相手が日本対策をしてきた時にどうするのか?】
これは、アジアの戦いでもオマーン戦、サウジアラビア戦で起きていた現象です。相手が日本を徹底的に分析して嫌がることをしてきた時に、どんな打開策を持つのか。
チュニジア戦では、遠藤選手が徹底マークに遭った時、高いポジションを取って入れ替わるように鎌田選手が下りて捌いたりしていました。が、それも結果的には効果的ではありませんでした。
また、チュニジアの攻撃陣は日本とフォーメーションの噛み合わせをずらし、嫌がるポジションでボールを回してきました。ズレを生み出し、遠藤選手を引き出し、空いたスペースにボールをどんどん入れてきていました。日本をしっかり分析してきた証です。
打開策としては、後半に見せたようにダブルボランチへ早めに変えてみることです(失点をする前に)。または、ボールの回し方、テンポを変えてみる。
原口選手がいたような厳しいポジションに、どんどんボールを入れたり、相手DFラインの背後、裏へのボールをどんどん増やす。なぜなら、たとえ奪われて相手ボールになったとしても高い位置から守備ができます。前線の選手たちは浅野拓磨選手、古橋亨梧選手、前田大然選手といずれも俊足ですし、遠藤選手の守備の良い部分が前面に出やすいです。
相手が引いてボールを保持できるからといって、最終ラインでゆっくり動かすより、チャレンジするボールをどんどん入れてボールを失なうほうが、相手チームにとっては嫌だったと思います。ただ、ワールドカップ本番ではここまでポゼッションができるか分からないですが。
【ポイント①:相手が日本対策をしてきた時にどうするのか?】
これは、アジアの戦いでもオマーン戦、サウジアラビア戦で起きていた現象です。相手が日本を徹底的に分析して嫌がることをしてきた時に、どんな打開策を持つのか。
チュニジア戦では、遠藤選手が徹底マークに遭った時、高いポジションを取って入れ替わるように鎌田選手が下りて捌いたりしていました。が、それも結果的には効果的ではありませんでした。
また、チュニジアの攻撃陣は日本とフォーメーションの噛み合わせをずらし、嫌がるポジションでボールを回してきました。ズレを生み出し、遠藤選手を引き出し、空いたスペースにボールをどんどん入れてきていました。日本をしっかり分析してきた証です。
打開策としては、後半に見せたようにダブルボランチへ早めに変えてみることです(失点をする前に)。または、ボールの回し方、テンポを変えてみる。
原口選手がいたような厳しいポジションに、どんどんボールを入れたり、相手DFラインの背後、裏へのボールをどんどん増やす。なぜなら、たとえ奪われて相手ボールになったとしても高い位置から守備ができます。前線の選手たちは浅野拓磨選手、古橋亨梧選手、前田大然選手といずれも俊足ですし、遠藤選手の守備の良い部分が前面に出やすいです。
相手が引いてボールを保持できるからといって、最終ラインでゆっくり動かすより、チャレンジするボールをどんどん入れてボールを失なうほうが、相手チームにとっては嫌だったと思います。ただ、ワールドカップ本番ではここまでポゼッションができるか分からないですが。
【ポイント②:1対1で勝ったあと、ゴール前の厚みを出す】
ブラジル代表にはさすがに止められましたが、ワールドカップ出場国を相手にしても伊東選手と三笘薫選手の突破は止められない域に達しているように感じました。ならば、彼らが抜いたり、交わしたあとのゴール前に入る枚数を2枚から3枚に増やす。それだけでも一気に得点の可能性は高まると思います。
ほかにも、長友佑都選手が競り勝ったあとのカウンターアタックにも鋭さがありました。伊東選手からのクロスを鎌田選手が決めていれば、という話になりますが、あのようなシーンを何度も生み出すには、守備から攻撃への切り替えのシーンを増やすにかぎります。日本の長所なので、ここは最大限に活かすべきだと思います。
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