小川と本多がミスを連発……。これまで空中戦の勝率1位だった守備が崩壊し、大量5失点を喫する。
【名古屋|採点・寸評】
GK
1 楢﨑正剛 5
2失点を喫した後は懸命のセーブでチームを鼓舞したものの、PKを決められるなど屈辱の5失点。J1通算600試合出場まであと4に迫った。
DF
2 竹内 彬 5
激しくアップダウンして、相手のくさびのパスに鋭く反応。逆サイドに比べればある程度機能していたが、「3バック」として見れば大量失点で及第点は与えられない。
4 田中マルクス闘莉王 5
サイドを崩される場面が多く、リベロとしては厳しい内容に。ボールを持ち過ぎたり、PKを失敗したり、チームとともに悪循環に陥った。
6 本多勇喜 4.5
6分に安易なパスをミキッチにかっさらわれて、先制点を与える致命的なミスをした。サイドを重点的に攻められた影響で終始後手に回り、PK献上後に交代を命じられた。
MF
10 小川佳純 4
裏を狙うミキッチの推進力とスピードについて行けずにてんてこ舞い。2失点目は簡単にクロスを上げさせ、3失点目はパスミスを犯すなど、完全に“穴”となってしまった……。
11 永井謙佑 5.5
第1ステージでミキッチの突破を封じ込めたWBではなく、シャドーで先発。しかしスピードを活かしたチェイシングはほとんど見せられず、79分に1点を返すのがやっとだった。結果的にはWBのほうが、ミキッチは嫌がったか?
13 磯村亮太 5.5
最終ラインまで下りて組み立てに参加。スペースがあれば迷わずシュートに行くなど、劣勢のチームにあって数少ない“光”だった。
19 矢野貴章 5.5
対面の柏に必死に食らい付く守備を披露。ただ、徐々に振り切られ、63分に左サイドからのクロスに合わせたヘッドはポストを叩いた。
20 矢田 旭 5.5
ピッチを広く使ってボールを引き出したが、パスコースがなくビルドアップに四苦八苦。ボランチでは本来の攻撃的なプレーは活きなかった。
32 川又賢碁 5
相手のストッパーとボランチ、WBの連動した守備網に完全に沈黙。まったくボールが入らず、「日本代表戦士」の迫力は感じられなかった。
FW
18 ノヴァコヴィッチ 5
3試合ぶりの先発。ファーストディフェンダーとしてプレッシャーを懸けたいところだったが、運動量は物足りなかった。4本のシュートは空砲に終わった。
交代出場
FW
27 杉森考起 6.5
ギャップでボールを受け、果敢にペナルティエリア内へ侵入。PKを獲得するなど、指揮官からもアグレッシブな姿勢を高く評価された。
MF
35 田中輝希 5
ミキッチのドリブル突破に対し、反応するのが早すぎて完全に逆を突かれた。かすかな反撃ムードに水を差す失点を招いた責任は重いだろう。
DF
3 牟田雄祐 6
ゴール前のこぼれ球を押し込み、反撃ムードを作る。ただ、チームはその後5失点目を喫するなど、DFとしては悔しいゲームとなった。
監督
西野 朗 5
第1ステージで守備面での成功を収めて永井を左WBに置く“ミキッチ封じ”ではなく、小川をぶつける作戦が不発。選手たちのミスも重なり、開始わずか10分でゲームプランは崩壊した。
取材・文:小田智史(サッカーダイジェスト編集部)
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
GK
1 楢﨑正剛 5
2失点を喫した後は懸命のセーブでチームを鼓舞したものの、PKを決められるなど屈辱の5失点。J1通算600試合出場まであと4に迫った。
DF
2 竹内 彬 5
激しくアップダウンして、相手のくさびのパスに鋭く反応。逆サイドに比べればある程度機能していたが、「3バック」として見れば大量失点で及第点は与えられない。
4 田中マルクス闘莉王 5
サイドを崩される場面が多く、リベロとしては厳しい内容に。ボールを持ち過ぎたり、PKを失敗したり、チームとともに悪循環に陥った。
6 本多勇喜 4.5
6分に安易なパスをミキッチにかっさらわれて、先制点を与える致命的なミスをした。サイドを重点的に攻められた影響で終始後手に回り、PK献上後に交代を命じられた。
MF
10 小川佳純 4
裏を狙うミキッチの推進力とスピードについて行けずにてんてこ舞い。2失点目は簡単にクロスを上げさせ、3失点目はパスミスを犯すなど、完全に“穴”となってしまった……。
11 永井謙佑 5.5
第1ステージでミキッチの突破を封じ込めたWBではなく、シャドーで先発。しかしスピードを活かしたチェイシングはほとんど見せられず、79分に1点を返すのがやっとだった。結果的にはWBのほうが、ミキッチは嫌がったか?
13 磯村亮太 5.5
最終ラインまで下りて組み立てに参加。スペースがあれば迷わずシュートに行くなど、劣勢のチームにあって数少ない“光”だった。
19 矢野貴章 5.5
対面の柏に必死に食らい付く守備を披露。ただ、徐々に振り切られ、63分に左サイドからのクロスに合わせたヘッドはポストを叩いた。
20 矢田 旭 5.5
ピッチを広く使ってボールを引き出したが、パスコースがなくビルドアップに四苦八苦。ボランチでは本来の攻撃的なプレーは活きなかった。
32 川又賢碁 5
相手のストッパーとボランチ、WBの連動した守備網に完全に沈黙。まったくボールが入らず、「日本代表戦士」の迫力は感じられなかった。
FW
18 ノヴァコヴィッチ 5
3試合ぶりの先発。ファーストディフェンダーとしてプレッシャーを懸けたいところだったが、運動量は物足りなかった。4本のシュートは空砲に終わった。
交代出場
FW
27 杉森考起 6.5
ギャップでボールを受け、果敢にペナルティエリア内へ侵入。PKを獲得するなど、指揮官からもアグレッシブな姿勢を高く評価された。
MF
35 田中輝希 5
ミキッチのドリブル突破に対し、反応するのが早すぎて完全に逆を突かれた。かすかな反撃ムードに水を差す失点を招いた責任は重いだろう。
DF
3 牟田雄祐 6
ゴール前のこぼれ球を押し込み、反撃ムードを作る。ただ、チームはその後5失点目を喫するなど、DFとしては悔しいゲームとなった。
監督
西野 朗 5
第1ステージで守備面での成功を収めて永井を左WBに置く“ミキッチ封じ”ではなく、小川をぶつける作戦が不発。選手たちのミスも重なり、開始わずか10分でゲームプランは崩壊した。
取材・文:小田智史(サッカーダイジェスト編集部)
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。