日本は独自の戦術を構築しないと…
戦術面に関して言えば、世界に発信していくオリジナルなものが必要でしょう。なぜかといえば外国人と日本人では体格もキャパシティも違います。彼らと同じことをしていても追い付くのは難しい。
ポジショナルプレーや5レーンは主流ですが、欧州ではすでに当たり前のこと。監督によってサッカーが左右されるのでなく、独自の戦術を構築しないと日本はいつまでも欧州の5~10年遅れになってしまいます。
独自路線を突き進むには結果を出さなければいけないリスクを伴うのも理解しています。口でいうほど簡単ではない。でもトライしていく価値はあるのではないでしょうか。
ポジショナルプレーや5レーンは主流ですが、欧州ではすでに当たり前のこと。監督によってサッカーが左右されるのでなく、独自の戦術を構築しないと日本はいつまでも欧州の5~10年遅れになってしまいます。
独自路線を突き進むには結果を出さなければいけないリスクを伴うのも理解しています。口でいうほど簡単ではない。でもトライしていく価値はあるのではないでしょうか。
体力は、ルール変更によって従来の認識を改めていくタイミングかと感じます。現在は5人までメンバー交代が可能。GKが交代しないとすれば90分間プレーするのは、フィールド選手の5人だけ。半分はフルに出場しなくてもいいのです。
欧州は上手く選手をローテーションさせていますが、それによってインテンシティを落とさない試合が多くなっています。試合だけではなく、ローテーションで回すことができれば普段の練習のインテンシティも落とさず、もっと上げることができます。選手に求められる戦術も技術もひとつ上がるのです。
もちろん猛暑のなかでの試合が多い日本と、比較的涼しい欧州の気候面の違いは解消できない問題ですが、イタリアーノ監督も「今後はよりディテールを意識しないといけない時代」と言っていました。
VARが入ったことでディフェンスラインの上下連動を繊細にしないといけないですし、数センチのギャップによってオンサイドとオフサイドに分かれます。フィオレンティーナがその点にこだわってプレーしているのが感じ取れましたし、日本ももっと数センチを追求する必要性があります。何よりも指導者が、そこに気づかなければ進歩も成長もありません。
ここまでストレートに言わせていただきましたが、5月30日からはセルビア代表の合宿が始まり、代表の強化に尽力します。ヴラホヴィッチは今回休養させましたが、これまでのメンバーをベースに、ジョルジェ・ヨヴァノビッチら新しい選手を加えて臨みます。3月の親善試合デンマーク戦(0ー3)で出た課題や基本の立ち返り、そしてミスター(ドラガン・ストイコビッチ監督)の目指すサッカーの精度を向上させていきます。
欧州は上手く選手をローテーションさせていますが、それによってインテンシティを落とさない試合が多くなっています。試合だけではなく、ローテーションで回すことができれば普段の練習のインテンシティも落とさず、もっと上げることができます。選手に求められる戦術も技術もひとつ上がるのです。
もちろん猛暑のなかでの試合が多い日本と、比較的涼しい欧州の気候面の違いは解消できない問題ですが、イタリアーノ監督も「今後はよりディテールを意識しないといけない時代」と言っていました。
VARが入ったことでディフェンスラインの上下連動を繊細にしないといけないですし、数センチのギャップによってオンサイドとオフサイドに分かれます。フィオレンティーナがその点にこだわってプレーしているのが感じ取れましたし、日本ももっと数センチを追求する必要性があります。何よりも指導者が、そこに気づかなければ進歩も成長もありません。
ここまでストレートに言わせていただきましたが、5月30日からはセルビア代表の合宿が始まり、代表の強化に尽力します。ヴラホヴィッチは今回休養させましたが、これまでのメンバーをベースに、ジョルジェ・ヨヴァノビッチら新しい選手を加えて臨みます。3月の親善試合デンマーク戦(0ー3)で出た課題や基本の立ち返り、そしてミスター(ドラガン・ストイコビッチ監督)の目指すサッカーの精度を向上させていきます。