岩清水や大滝ら“ママさんプレーヤー”の活躍も要注目
日テレ・東京ヴェルディベレーザは、残り試合数と首位までの勝点差が同じ11で、優勝争覇圏ギリギリまで追い詰められた。プレシーズンマッチも含めて勝利はすべて2点差以上での決着で、1点差以内のゲームは引き分けか負け。競ったゲームでの勝負弱さが響いて、5位にとどまっている。遠藤純の移籍(→エンジェル・シティFC/アメリカ)や小林里歌子の離脱を、キャプテンの清水梨紗、代表でブレイクした植木理子らがカバーする。
そのベレーザと相まみえるAC長野パルセイロ・レディースは、前半戦最後の広島R戦を、アディショナルタイムの大逆転で締めくくった。そこでも決勝点を挙げた瀧澤千聖は、今季の3ゴールすべてを勝利に結びつけている。瀧澤莉央との“ダブル瀧澤”で、皇后杯で完敗したベレーザからゴールを重ねれば、順位逆転も見えてくる。
6日に予定されている唯一のゲームは、大宮アルディージャVENTUS対ノジマステラ神奈川相模原。大宮Vでは、井上綾香が5節・広島R戦でWEリーグ初のハットトリックを記録した。女子アジアカップでは、代表でサイドバックを長く務めた鮫島彩、有吉佐織の後を継ぐように、乗松瑠華が同ポジションで奮闘。ホームゲームの平均観客者数2,333人は、I神戸(2,656人)、浦和L(2,565人)に次いで多く、ファン、サポーターの熱意に応えたい。
N相模原は、今週に入ってチームの体制変更が発表された。ここまでリーグ戦9試合で3得点と寂しい数字で、前期最終節と皇后杯4回戦はそれぞれ敗れたものの、いずれも1試合で2ゴールを記録。脇阪麗奈ら今季加入選手のゴールは、ここから先を前向きに戦う材料となるはずだ。
そのベレーザと相まみえるAC長野パルセイロ・レディースは、前半戦最後の広島R戦を、アディショナルタイムの大逆転で締めくくった。そこでも決勝点を挙げた瀧澤千聖は、今季の3ゴールすべてを勝利に結びつけている。瀧澤莉央との“ダブル瀧澤”で、皇后杯で完敗したベレーザからゴールを重ねれば、順位逆転も見えてくる。
6日に予定されている唯一のゲームは、大宮アルディージャVENTUS対ノジマステラ神奈川相模原。大宮Vでは、井上綾香が5節・広島R戦でWEリーグ初のハットトリックを記録した。女子アジアカップでは、代表でサイドバックを長く務めた鮫島彩、有吉佐織の後を継ぐように、乗松瑠華が同ポジションで奮闘。ホームゲームの平均観客者数2,333人は、I神戸(2,656人)、浦和L(2,565人)に次いで多く、ファン、サポーターの熱意に応えたい。
N相模原は、今週に入ってチームの体制変更が発表された。ここまでリーグ戦9試合で3得点と寂しい数字で、前期最終節と皇后杯4回戦はそれぞれ敗れたものの、いずれも1試合で2ゴールを記録。脇阪麗奈ら今季加入選手のゴールは、ここから先を前向きに戦う材料となるはずだ。
リーグの理念推進日「WE ACTION DAY」にあたって、抜け番になるアルビレックス新潟レディースは、開幕直前のコロナ禍で出遅れた。まだリーグ戦ではクリーンシートがないが、道上彩花がゴールを挙げた4試合は勝点に、滝川結女の2ゴールは勝利に結びついている。次週(3月13日)は、敵地に乗り込んでAC長野との川中島決戦。逆襲の狼煙が上がるか。
後半戦は、優勝の行方はもちろんのこと、得点王など「WEリーグ初代」という看板が付く個人タイトル争いからも目が離せない。また、岩清水梓(ベレーザ)、大滝麻未(千葉L)ら“ママさんプレーヤー”の活躍も要注目だ。まだまだ寒さが厳しい時期だが、各チームの奮闘、各選手の好プレーで、スタジアムに春を告げてもらいたい。
取材・文●西森彰(フリーライター)
【PHOTO】清水梨紗、塩越柚歩、仲田歩夢!試合に華を添える注目の“WEリーガー”を厳選!
後半戦は、優勝の行方はもちろんのこと、得点王など「WEリーグ初代」という看板が付く個人タイトル争いからも目が離せない。また、岩清水梓(ベレーザ)、大滝麻未(千葉L)ら“ママさんプレーヤー”の活躍も要注目だ。まだまだ寒さが厳しい時期だが、各チームの奮闘、各選手の好プレーで、スタジアムに春を告げてもらいたい。
取材・文●西森彰(フリーライター)
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