「同じ釜の飯を食う」をテーマに、5日間で5試合を実施
Jリーグをよく知る人のサッカーのキャンプと言えば、暖かい場所を選び、身体作りから実戦へと繋いでいき、さらにトレーニングマッチへと進み、力をしっかり確認するために対戦相手をJクラブ間で行なったり、キャンプ先の地元クラブと対戦したりすることを思い浮かべるはず。それが通常のキャンプなのであろう。
今回の鈴鹿キャンプはそれとは少し異なるキャンプだったと思う。チームは通常、昨年であれば全員、働いていたのだ。そのため午後にトレーニングを組むことは一度もなかった。トレーニングは朝のみで、終わったら殆どの選手は早く着替えて仕事先(職場)へ移動する。そのため一緒にランチをしたり、少し長めにトレーニングをしたりという事が出来ないのである。
今回は事前にスケジュールを提出して選手たちに都合を付けてもらい、1日祝日を挟み土曜日までとして、テーマを「同じ釜の飯を食う」というモノにして、5日間で5試合。カズでさえ時間を限定して、3日連続で試合に出場した。実戦から学び、疲れた状況であっても考えながら走る。
そしてキャンプ地は「鈴鹿」地元で行なったのである。
カズの加入もあり全日程、鈴鹿市民がトレーニングも試合も見学に集まってくれて、目標である「サッカーの町 鈴鹿」の歴史の第一歩、1ページ目がめくられた。そんな雰囲気が三重交通ガーデンに漂った。
今回の鈴鹿キャンプはそれとは少し異なるキャンプだったと思う。チームは通常、昨年であれば全員、働いていたのだ。そのため午後にトレーニングを組むことは一度もなかった。トレーニングは朝のみで、終わったら殆どの選手は早く着替えて仕事先(職場)へ移動する。そのため一緒にランチをしたり、少し長めにトレーニングをしたりという事が出来ないのである。
今回は事前にスケジュールを提出して選手たちに都合を付けてもらい、1日祝日を挟み土曜日までとして、テーマを「同じ釜の飯を食う」というモノにして、5日間で5試合。カズでさえ時間を限定して、3日連続で試合に出場した。実戦から学び、疲れた状況であっても考えながら走る。
そしてキャンプ地は「鈴鹿」地元で行なったのである。
カズの加入もあり全日程、鈴鹿市民がトレーニングも試合も見学に集まってくれて、目標である「サッカーの町 鈴鹿」の歴史の第一歩、1ページ目がめくられた。そんな雰囲気が三重交通ガーデンに漂った。
そしてピッチにたくさんの来客者が訪れ、僕にカズに選手にコーチ、スタッフに声を掛けてくれた。そんな人たちの暖かい心に触れ勇気をもらった。感謝している。コラムを使ってズルいが、「ありがとうございます」と言いたい。
もちろん選手のモチベーションにも大きく影響を及ぼした。多くの人からのアドバイスをもらい、見られている事の重要性も改めて認識した。プレーのクオリティも上がり、結果に対しての執着心も高まる。
もちろん、上手くいく時ばかりではない、失敗したら恥をかいて成長すれば良い。決してネガティブな事ではない。
そんなこんなで2月もあっという間に過ぎて行った。
カズが55歳を迎えた日。カズはその練習試合のピッチにもちろん、立っていた。練習試合でも公式戦用のユニホームしかない鈴鹿ポイントゲッターズ。そのユニホームで背番号11が鈴鹿ファンの皆の前で、プレーを魅せてくれた。
ユニホームのデザインが余りにも奇抜で色んなことを言う人がいると聞く。「カッコ悪い……」と(笑)。サッカーの話題として鈴鹿ポイントゲッターズのユニホームが取り上げられる。それも珍しい話だ。
こうした話題もクラブの歴史として引き継がれる。そして今を必死に闘い、未来へと繋いでいく。いつの日か我々の着るユニホームがどんなデザインであっても「格好良い」と言われるように、クラブが、チームが純粋で魅力のあるチームになっていかなくてはいけない。
そこに向かってしっかり努力していかなければならない。謙虚に鈴鹿市の、三重県の代表となるサッカークラブになれるようスタートは切られたばかりだ。
3月13日の開幕戦まで、あと2週間を切った。良いサッカーが出来るようにチームがひとつになり、しっかり1歩1歩、整えていく!
「小さなことからコツコツとだ!」
僕の少年時代の監督でもある恩師、納谷義郎叔父さんの言葉を思い出した。
2022年2月28日
三浦泰年
もちろん選手のモチベーションにも大きく影響を及ぼした。多くの人からのアドバイスをもらい、見られている事の重要性も改めて認識した。プレーのクオリティも上がり、結果に対しての執着心も高まる。
もちろん、上手くいく時ばかりではない、失敗したら恥をかいて成長すれば良い。決してネガティブな事ではない。
そんなこんなで2月もあっという間に過ぎて行った。
カズが55歳を迎えた日。カズはその練習試合のピッチにもちろん、立っていた。練習試合でも公式戦用のユニホームしかない鈴鹿ポイントゲッターズ。そのユニホームで背番号11が鈴鹿ファンの皆の前で、プレーを魅せてくれた。
ユニホームのデザインが余りにも奇抜で色んなことを言う人がいると聞く。「カッコ悪い……」と(笑)。サッカーの話題として鈴鹿ポイントゲッターズのユニホームが取り上げられる。それも珍しい話だ。
こうした話題もクラブの歴史として引き継がれる。そして今を必死に闘い、未来へと繋いでいく。いつの日か我々の着るユニホームがどんなデザインであっても「格好良い」と言われるように、クラブが、チームが純粋で魅力のあるチームになっていかなくてはいけない。
そこに向かってしっかり努力していかなければならない。謙虚に鈴鹿市の、三重県の代表となるサッカークラブになれるようスタートは切られたばかりだ。
3月13日の開幕戦まで、あと2週間を切った。良いサッカーが出来るようにチームがひとつになり、しっかり1歩1歩、整えていく!
「小さなことからコツコツとだ!」
僕の少年時代の監督でもある恩師、納谷義郎叔父さんの言葉を思い出した。
2022年2月28日
三浦泰年