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【京都サンガF.C.の予想布陣】“ハイプレス戦術”で12年ぶりJ1へ! マルティノス、大前ら活用で得点力アップに期待

カテゴリ:Jリーグ

雨堤俊祐

2022年02月11日

CB麻田や長井を中盤で試す可能性も

昨季は就任1年目でチームをJ1昇格に導いた曹監督。ハイプレスでボールを奪い、人数をかけてゴールへ向かうスタイルを今年も継続させる。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

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 MFは武田将平、福岡慎平、川﨑颯太が今年も中盤を支えるなか、選手層に不安がある。金子大毅は中盤に強度をもたらせる頼もしい選手だが、新戦力は彼ひとりだけだ。さらに開幕前に三沢直人がアキレス腱断裂により長期離脱となった。昨年は3トップの左で起用された松田天馬を、本来の中盤へ戻すケースが増えるかもしれない。練習試合では、CBの麻田や長井一真を中盤で試す場面も見られた。プロ3年目のレフティ山田楓喜の成長も待ち遠しい。
 
 FWは2年連続でチーム最多得点を挙げているピーター・ウタカが軸だ。右FWにエースに次ぐ得点源となった宮吉拓実、左FWに松田というのが昨年の並びだが、前述したように松田を中盤で起用する場合は、新加入の豊川雄太や大卒ルーキー田中和樹にチャンスが回ってくる。昨年は負傷に泣いた武富孝介も、虎視眈々と出場機会を狙う。

 また、守備を固める相手から、なかなかゴールを奪えなかった課題についても、新戦力に期待がかかる。ポストワークに優れた山﨑凌吾、局面を打開できてシュートも強烈なマルティノス、そして卓越した技術で違いを生み出す大前元紀らを上手く活用することで、得点力アップに繋げたいところだ。

取材・文●雨堤俊祐(サッカーライター)

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