主力選手がほぼ残留し、12名の選手を獲得!
Jリーグは2月18日に川崎フロンターレ対FC東京のカードでJ1が開幕。30年目のシーズンがまもなくスタートする。今企画では、J1全18チームの最新予想布陣を公開。プレシーズンの動きから各チームのスタメンとポジション別の序列を予測する。今回は12年ぶりのJ1復帰を果たした京都サンガF.C.をピックアップする。
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J1昇格を果たした主力選手がほぼ残留し、そこに昨年のチームに不足していた要素を持つ選手たちが加わった。
就任2年目を迎える曹貴裁監督が掲げるスタイルは、ハイプレスで相手にプレッシャーをかけてボールを奪い、スピードと人数をかけてゴールへ向かうものだ。昨年のJ2では、結果を出しながら戦術理解や連係が進んだ一方、課題も見つかっており、12年ぶりのJ1に挑む今年は、4-3-3のシステムでベースアップを目指すために12名の選手を獲得している。
GKは昨季、ついに正GKの座を獲得したアカデミー出身の若原智哉がスタメン候補だ。ただ、昨年終盤を左肘関節脱臼により欠場している。2月5日のプレシーズンマッチ・ティアモ枚方戦でフル出場したが、開幕戦に間に合うかどうか。
実力者の清水圭介がC大阪へ移籍した一方で、徳島の正GKだった上福元直人を獲得しており、彼が起用される可能性もあるだろう。もうひとり、レギュラー候補とされるのはニュージーランド代表のマイケル・ウッド。昨年の東京五輪で同国U-24代表の守護神を務め、ベスト8の日本戦でも活躍した選手だが、今年3月に約1か月かけて集中開催されるワールドカップ・オセアニア予選への招集が濃厚だ。来日は4月以降、日本政府の新規入国制限の状況次第だろう。
DFは最終ラインの要だったヨルディ・バイスが契約満了となり、新たに3人の即戦力CBを加えた。アピアタウィア久は仙台で、大卒1年目からレギュラーを務めており、井上黎生人も初挑戦となったJ2岡山でフルタイム出場するなど、実力を示した選手だ。
甲府から加入のメンデスは、同じ左利きの麻田将吾や本多勇喜との競争が予想される。昨年、チームのJ2最小失点に貢献したJ・バイスの穴を埋めつつ、組織としても機能させられるかどうかがポイントとなる。
SBは左の荻原拓也が期限付き移籍を延長して残ったことで、右の飯田貴敬とあわせて左右のストロングポイントが維持された。両サイドを遜色なくこなせる白井康介が完全移籍を果たしたことも心強い。
【画像】2022 J1リーグ各チームの開幕予想布陣!
就任2年目を迎える曹貴裁監督が掲げるスタイルは、ハイプレスで相手にプレッシャーをかけてボールを奪い、スピードと人数をかけてゴールへ向かうものだ。昨年のJ2では、結果を出しながら戦術理解や連係が進んだ一方、課題も見つかっており、12年ぶりのJ1に挑む今年は、4-3-3のシステムでベースアップを目指すために12名の選手を獲得している。
GKは昨季、ついに正GKの座を獲得したアカデミー出身の若原智哉がスタメン候補だ。ただ、昨年終盤を左肘関節脱臼により欠場している。2月5日のプレシーズンマッチ・ティアモ枚方戦でフル出場したが、開幕戦に間に合うかどうか。
実力者の清水圭介がC大阪へ移籍した一方で、徳島の正GKだった上福元直人を獲得しており、彼が起用される可能性もあるだろう。もうひとり、レギュラー候補とされるのはニュージーランド代表のマイケル・ウッド。昨年の東京五輪で同国U-24代表の守護神を務め、ベスト8の日本戦でも活躍した選手だが、今年3月に約1か月かけて集中開催されるワールドカップ・オセアニア予選への招集が濃厚だ。来日は4月以降、日本政府の新規入国制限の状況次第だろう。
DFは最終ラインの要だったヨルディ・バイスが契約満了となり、新たに3人の即戦力CBを加えた。アピアタウィア久は仙台で、大卒1年目からレギュラーを務めており、井上黎生人も初挑戦となったJ2岡山でフルタイム出場するなど、実力を示した選手だ。
甲府から加入のメンデスは、同じ左利きの麻田将吾や本多勇喜との競争が予想される。昨年、チームのJ2最小失点に貢献したJ・バイスの穴を埋めつつ、組織としても機能させられるかどうかがポイントとなる。
SBは左の荻原拓也が期限付き移籍を延長して残ったことで、右の飯田貴敬とあわせて左右のストロングポイントが維持された。両サイドを遜色なくこなせる白井康介が完全移籍を果たしたことも心強い。
【画像】2022 J1リーグ各チームの開幕予想布陣!