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【韓国メディアの視点】東アジアカップのメンバーにシュティーリケ監督「日本の豊富な人材資源が羨ましい」

カテゴリ:日本代表

慎武宏

2015年07月28日

シュティーリケ監督は「3試合でほとんどの選手を起用する」と公言。

日本代表と同様に、韓国代表も国内組のみのメンバー構成で東アジアカップに臨む。韓国メディアは「JリーグとKリーグの代理戦」と位置づける。(C) Getty Images

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 選手たちの意欲満々のコメントもあって、メディアも
「シュティーリケ号、韓日戦勝利に自信」(ネットニュース『エクスポーツ』)
「東アジアカップで“打倒日本”を叫ぶ」(一般紙『世界日報』)
と、日本とのライバル対決を盛り上げている。
 
 ただ、見出しや記事だけを見れば、まさに「優勝必至、不退転の覚悟で日本戦に挑む」ような気配にも映るが、実情は決してそうでもないらしい。語るのはサッカー専門誌『Four Four Two KOREA』のユン・ジンマン記者だ。
 
「日本戦となると盛り上がる国民感情を刺激して関心を集めようと刺激的な記事が増えているだけであって、今大会の優勝が至上命題になっているわけではありません。シュティーリケ監督は結果よりも経験の場として今大会を位置づけているようですし、実は我々メディアもそう見ている。選手たちの顔ぶれもフレッシュで、代表に選ばれたことにぎこちなさを感じているように映るくらいですから」
 
 主力の欧州組を招集せず、KリーグやJリーグ、中国リーグでプレーする選手で構成された今大会の韓国代表の平均年齢は24.3歳。1990年生まれ以降の選手が大量に抜擢され、Aマッチ未経験者は7名にもなる。
 
 代表経験が最も多いのはAマッチ36試合出場のキム・ヨングォン(広州恒大)で、Aマッチ出場10回にもならない選手は17名にも及ぶ。若くて経験の少ない選手ばかりなのだ。
 
 ユン・ジンマン記者は言う。
「2年前の東アジアカップも国内の若手中心でしたが、こんなにも若くて経験の浅い選手で構成された代表は初めて。Kリーグを熱心に視察しているシュティーリケ監督の目に適った彼らが、ワールドカップ予選に向けた新戦力になれるか、否か。実はそこに我々メディアも注目しているし、シュティーリケ監督も期待している。監督は“3試合でほとんどの選手を起用する”と公言しているくらいですから」
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