分析に長けたスペイン人新コーチも日本で合流へ
ただ帰化選手のうち、アロイージオとアランはおよそ2か月近くも実戦から遠ざかっており、自主トレには取り組んでいたにせよ、コンディション面に不安を抱える。怪我で長期離脱していたフェルナンジーニョに至っては、昨年5月から実戦を経験していない。しかも3人はアムステルダム経由で来日するが、その移動総時間は26時間にも及ぶという。
リ・シャオペン監督は以前、「彼らのコンディション? そればかりは合流してからじゃないと分からない。もし日本戦での起用が難しいなら、別の策を考えるしかない」と話していた。いずれにせよ、アロイージオは累積警告のため、日本戦は出場停止で、2月1日のベトナム戦からピッチに立てる。
リ・シャオペン監督は以前、「彼らのコンディション? そればかりは合流してからじゃないと分からない。もし日本戦での起用が難しいなら、別の策を考えるしかない」と話していた。いずれにせよ、アロイージオは累積警告のため、日本戦は出場停止で、2月1日のベトナム戦からピッチに立てる。
一方で、『騰迅体育』紙は新コーチに就任したスペイン人、ペップ・ムニョス氏に大きな期待を寄せる。リ・シャオペン監督が山東魯能(現・山東泰山)を率いていた頃からの右腕で、バルセロナのアカデミーで研鑽を積み、スカウティングに長けた分析のスペシャリストだ。1月12日からスタートした国内組のみの上海合宿には参加しておらず、リ・シャオペン監督にはリモートでアドバイスを送っていたという。ペップ新コーチも日本で合流する予定だが、同紙は「日本戦に向けて、ペップの頭にはいろんなアイデアがあるだろう」と記している。
ドタバタ劇の末に、ようやく定まった中国代表の臨戦態勢。新政権の下でぶっつけ本番であることに変わりはないが、それだけに底知れぬ不気味さを感じさせる。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
※編集部・追記/現地1月22日夜、中国サッカー協会は中国代表の日本遠征メンバー27名を正式に発表。当初入国は「上限25名」とされていたが、日本当局との交渉を経て2名の増枠が認められたという。27名には既報の通り、帰化選手4名が含まれている。
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