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強気のメンタル、単身渡仏、圧巻の日本一…青森山田・松木玖生はなぜ高校No.1と称される選手に成長できたのか?

カテゴリ:高校・ユース・その他

松尾祐希

2022年01月11日

ボランチでコンビを組んだ宇野禅斗との関係性

表彰式で笑顔を見せる松木。周囲の意見にも耳を傾け、一体感あるチームをつくり上げた。写真:徳原隆元

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 松木の足跡を振り返ると、自らの足で道を切り開いてきたのは間違いない。ただ、忘れてはならないことがひとつある。松木はどんな時も自分と向き合い、自信を持っても過信はしなかった。そして、常に向上心を持って取り組む。だからこそ、高校年代No.1と称されるプレーヤーになったのだ。
 
 決勝後、松木はボランチでコンビを組んだ宇野との関係性を聞かれた際、こう答えている。

「禅斗がいるから、僕は自由に動ける。ただ、守備力やボール奪取力は禅斗から盗まないといけない。『もっともっと成長しないといけない』というのを、一番近くで伝えてくれた存在だと思います」

 一見、強気の姿勢を崩さない高校生に見えるが、それもまた彼の一側面に過ぎない。人の話に耳を傾け、素直になんでも吸収できるスタンスを持ち合わせている。

 青森山田での挑戦が終わり、松木は次のステージに足を踏み入れる。謙虚に学ぶ姿勢、物怖じしないメンタリティ。それはFC東京に入団してからも変わらないだろう。新たなスタートを切る松木が今後どのような成長を遂げていくのか楽しみだ。

取材・文●松尾祐希(フリーライター)
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