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「4年後に松木君や宇野君と…」大津が奇策を弄せず青森山田に真っ向勝負を挑んだワケとは?

カテゴリ:高校・ユース・その他

松尾祐希

2022年01月11日

「本物を見せて、選手を本気にさせ、その子を本物に変えていく」貫いた大津の信念

大津はシュートを1本も打てないまま敗れたが、大舞台で堂々と真っ向勝負で戦った。写真:徳原隆元

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 今後、森田と薬師田は大学に進むが、4年後にはプロ入りをすれば、再び松木や宇野と同じステージで戦う。最後の冬に味わった悔しさから逃げるのではなく、向き合った上で自分の力に変えていかなければいけない。
 
 最後の大舞台で真っ向勝負を挑ませたのは山城監督や平岡和徳総監督の親心でもある。

「本物を見せて、選手を本気にさせ、その子を本物に変えていく」

 これは平岡総監督が常日頃から口にしている言葉なのだが、スタッフ陣は最後まで大津の信念を貫いた。そういう意味で真っ向勝負を挑ませたのは、平岡総監督らから伝えられた“最後の教え”でもある。

 この経験をどう生かしていくのか。確かに完敗だったかもしれない。“最後の教え”を生かすも殺すも自分次第だが、青森山田戦の敗戦はきっと新しい未来を築く礎になる。

取材・文●松尾祐希(フリーライター)
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