【J1採点&寸評】G大阪×甲府|苦しんだG大阪が微妙なPK判定に救われる

カテゴリ:Jリーグ

サッカーダイジェスト編集部

2015年07月12日

三冠王者を相手に善戦も、佐久間監督就任後、7戦目で初黒星。

【警告】G大阪=なし 甲府=松橋(55分)、河田(89分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】パトリック(G大阪)

画像を見る

【甲府|採点・寸評】
GK
21 河田晃兵 4.5

古巣・G大阪の本拠地で喫した2失点は、いずれも悔いの残る形。PKの判定は厳しかったが……。

DF
41 土屋征夫 5.5

対面した宇佐美に多くの自由は与えず、シュートは打たれても苦しい体勢に持ち込むなど、流れのなかでのゴールは封じた。

4 山本英臣 5
常に中央のスペースを空けないように気を配ったが2失点。G大阪の強力FWを封じ込むことはできなかった。

8 新井涼平 5
1点目の失点シーンでは、パトリックにはじき飛ばされてマークに付き切れなかった。

MF
16 松橋 優 5

右サイドの広範囲をカバーし、守備面では貢献。後半は運動量が落ちて、交代することに。

18 下田北斗 5.5
ミスは少なくシュートを狙う積極性も見せたが、攻撃をスピードダウンさせてしまうシーンが目に付いた。

6 マルキーニョス・パラナ 6
攻撃に落ち着きを与え、時にゴール前に侵入して惜しいシュートも放ったが、得点につながる決定機は作れず。

27 阿部翔平 6
ゴールの起点になり、得意の左足で惜しいクロスを入れる場面もあった。サイドの攻防は優位に運んでいた。

23 稲垣 祥 5
守備での献身性は評価されるべきだが、攻撃面では効果的な仕掛けやパスも少なく、仕事は果たせなかった。

9 阿部拓馬 6
唯一のゴールを個人技で生み出した。その後も攻守におけるハードワークで、貢献度は高かった。


FW
15 伊東純也 5

裏を狙う積極的な動きは見せたがゴール前までは入り込めず、シュート0本のまま交代となった。

交代出場
FW
10 バレー 5.5

かつての古巣との対戦で、高さでチャンスを作る場面はあった。しかし決定的な仕事はできなかった。


FW
14 堀米勇輝 5.5

ボールを収めて時間を作り、チームにリズムをもたらそうとしていた。あとは決定機を演出するワンプレーがあれば……。


MF
28 橋爪大輝 5

右サイドに入ってしっかりとスペースは埋めていたが、敵陣深くに切り込むなど目に留まるようなプレーは少なかった。

監督
佐久間悟 5
立ち上がりの先制点や、早め早めの選手交代で試合の主導権を握っていた。しかし最後は守りきれず、勝点を持ち帰ることはできなかった。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

1ゴールを決め、終了間際にPKも奪取したパトリック。甲府の堅守の前に攻めあぐねたG大阪攻撃陣のなかで、存在感を放った。(C)J.LEAGUE PHOTOS

画像を見る

【関連記事】
【第2ステージ展望】G大阪編|史上初の「7冠」に向けて、“暫定得点王”の宇佐美がチームを牽引する
【岩本輝雄の目】宇佐美貴史「ハットトリック解析」――スペックが高すぎる点取り屋
【第2ステージ展望】甲府編|足取りは順調も、腰を据えて戦うスタンスが重要
【甲府】佐久間監督の下で負けない甲府。ここぞで見せた「反発力」は本物か?
【J1】第1ステージ「スタジアム収容率ランキング」を発表! 浦和の「埼スタ」は10位。実質1位は甲信越が誇る「熱狂の地」
【J1採点&寸評】2ndステージ・1節|全9カードの出場選手&監督を現地取材記者が評価

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト なでしこJに続け!
    4月10日発売
    U-23日本代表
    パリ五輪最終予選
    展望&ガイド
    熾烈なバトルを総力特集
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト ガンナーズを一大特集!
    5月2日発売
    プレミア制覇なるか!?
    進化の最終フェーズへ
    アーセナル
    最強化計画
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVo.40
    1月12日発売
    第102回全国高校選手権
    決戦速報号
    青森山田が4度目V
    全47試合を完全レポート
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ