終始、後手を踏んだFC東京。最後まで攻め手を見出せずに敗れる。
【FC東京|採点・寸評】
GK
1 権田修一 5.5
1失点目は技ありのシュートを決められ、2失点目はエリア手前のFKを止められず。いずれも責任を問うのは酷か。終盤のカウンターをひとりで食い止めた好守は評価したい。
DF
2 徳永悠平 5.5
素早く寄せてカウンターの芽を摘むなど、要所でベテランらしい判断力が光った。押し込まれる展開のなか、攻撃を十分にサポートできたとは言い難く、上がりも数えるほど。
3 森重真人 5.5
前半は巧みにラインを統率し、シュートは打たせてもピンチらしいピンチはなかったが、後半は中盤との連動性が今ひとつ。終盤にはGKへのバックパスをミスするなどやや集中を欠いた。
29 吉本一謙 5
レナトを倒してFKを献上し、それを決められて試合の大勢は決した。後半はマークの受け渡しに苦戦し、1対1でも後手を踏むなど課題の残る内容に。
6 太田宏介 5
セットプレーで脅威となったが、それ以外では上がる回数自体が少なく、敵陣を深くえぐった場面は皆無。エウシーニョのマークを外して先制ゴールを許したのは痛恨だった。
MF
7 米本拓司 5.5
球際での寄せるスピードと激しさこそ際立ったが、仕掛けの局面ではこれと言って貢献できず。陣形が間延びし始めた後半は、守備面の効力も失われた。
10 梶山陽平 5
徐々に運動量が落ちてバイタルエリアのケアが甘くなり、選手間の距離が広がったのもあり、後半は中央を自由に出入りされた。一方、ビルドアップの局面でも展開力を欠いたか。
22 羽生直剛 5
序盤から守備に追われる形となり、攻撃面での存在感は希薄。小宮山との1対1では寄せが甘く、簡単に中央へのパスを通されてゴールを許した。
38 東 慶悟 5
守備のタスクを献身的にこなしながら、ブロック間のギャップでボールを引き出した。ただ、ボールを受けてから効果的な打開は少なく、攻撃に変化をつけられず。
FW
20 前田遼一 5
相手のミスに乗じてゴールに迫るも、肝心のシュートはゴール上へ。前線で踏ん張りが効かず、井川との競り合いでもあっさり負けており、それが攻撃の停滞を招いた。
18 石川直宏 5
速攻から縦に仕掛けてCKを得るなど前半は何度か絡んだが、後半はもっぱらボールを追う形に。最後までスピードを活かすような機会は訪れなかった。
交代出場
FW
16 ネイサン・バーンズ 5.5
リードされた後半途中に投入され、2トップの一角でJデビュー。小刻みなステップを踏むドリブルで仕掛けて停滞気味だった攻撃を活性化しており、今後に期待が膨らむ出来。
MF
4 高橋秀人 5.5
1点リードされたなかで投入されて中盤の安定化を図るも、布陣が間延びしている状況では上手く機能せず。相手の勢いに呑みこまれて終わった感も。
FW
39 中島翔哉 5.5
ボールを持つたびにドリブルでつっかけて脅威を与えたが、チャンスには思うようにつながらず。ただ、足もとのテクニックは光るものがあった。
監督
マッシモ フィッカデンティ 5
序盤は狙いどおりのプレッシングが機能し、川崎の攻撃を上手く抑え込むも、前半途中から勢いが衰えて劣勢に。確固たる打開策を見出せず、シュートもわずか6本に終わった。
取材・文:大木 勇(サッカーダイジェスト編集部)
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
GK
1 権田修一 5.5
1失点目は技ありのシュートを決められ、2失点目はエリア手前のFKを止められず。いずれも責任を問うのは酷か。終盤のカウンターをひとりで食い止めた好守は評価したい。
DF
2 徳永悠平 5.5
素早く寄せてカウンターの芽を摘むなど、要所でベテランらしい判断力が光った。押し込まれる展開のなか、攻撃を十分にサポートできたとは言い難く、上がりも数えるほど。
3 森重真人 5.5
前半は巧みにラインを統率し、シュートは打たせてもピンチらしいピンチはなかったが、後半は中盤との連動性が今ひとつ。終盤にはGKへのバックパスをミスするなどやや集中を欠いた。
29 吉本一謙 5
レナトを倒してFKを献上し、それを決められて試合の大勢は決した。後半はマークの受け渡しに苦戦し、1対1でも後手を踏むなど課題の残る内容に。
6 太田宏介 5
セットプレーで脅威となったが、それ以外では上がる回数自体が少なく、敵陣を深くえぐった場面は皆無。エウシーニョのマークを外して先制ゴールを許したのは痛恨だった。
MF
7 米本拓司 5.5
球際での寄せるスピードと激しさこそ際立ったが、仕掛けの局面ではこれと言って貢献できず。陣形が間延びし始めた後半は、守備面の効力も失われた。
10 梶山陽平 5
徐々に運動量が落ちてバイタルエリアのケアが甘くなり、選手間の距離が広がったのもあり、後半は中央を自由に出入りされた。一方、ビルドアップの局面でも展開力を欠いたか。
22 羽生直剛 5
序盤から守備に追われる形となり、攻撃面での存在感は希薄。小宮山との1対1では寄せが甘く、簡単に中央へのパスを通されてゴールを許した。
38 東 慶悟 5
守備のタスクを献身的にこなしながら、ブロック間のギャップでボールを引き出した。ただ、ボールを受けてから効果的な打開は少なく、攻撃に変化をつけられず。
FW
20 前田遼一 5
相手のミスに乗じてゴールに迫るも、肝心のシュートはゴール上へ。前線で踏ん張りが効かず、井川との競り合いでもあっさり負けており、それが攻撃の停滞を招いた。
18 石川直宏 5
速攻から縦に仕掛けてCKを得るなど前半は何度か絡んだが、後半はもっぱらボールを追う形に。最後までスピードを活かすような機会は訪れなかった。
交代出場
FW
16 ネイサン・バーンズ 5.5
リードされた後半途中に投入され、2トップの一角でJデビュー。小刻みなステップを踏むドリブルで仕掛けて停滞気味だった攻撃を活性化しており、今後に期待が膨らむ出来。
MF
4 高橋秀人 5.5
1点リードされたなかで投入されて中盤の安定化を図るも、布陣が間延びしている状況では上手く機能せず。相手の勢いに呑みこまれて終わった感も。
FW
39 中島翔哉 5.5
ボールを持つたびにドリブルでつっかけて脅威を与えたが、チャンスには思うようにつながらず。ただ、足もとのテクニックは光るものがあった。
監督
マッシモ フィッカデンティ 5
序盤は狙いどおりのプレッシングが機能し、川崎の攻撃を上手く抑え込むも、前半途中から勢いが衰えて劣勢に。確固たる打開策を見出せず、シュートもわずか6本に終わった。
取材・文:大木 勇(サッカーダイジェスト編集部)
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。