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ベトナム戦は4-3-3継続か、4-2-3-1回帰か? 森保監督が絶大な信頼を寄せてきた柴崎岳の起用法は?

カテゴリ:日本代表

元川悦子

2021年11月10日

遠方からの移動になる守田に対して、柴崎は8日の初日から練習参加できているが…

8日の初日の練習から参加する柴崎。果たしてスタメンを飾るのか。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/・JMPA代表撮影)

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「4-2-3-1は今までのベースがありますし、4-3-3はオーストラリア戦ですごくいい部分がたくさん出た。ボランチ3枚になっていたので中で時間を作れたりとか、中でのパス回しのタメを作ってくれることによって、僕が高い位置を取れたりとか、そういう部分がすごく大きかった」と長友も使い分けできる状況を歓迎しつつも、サイド攻撃活性化には4-3-3の方がいいと考えている様子だ。
 
“選手ファースト”の森保監督は彼らの考えをできる限り尊重する指揮官。「勝っている時はチームを変えるな」という鉄則を遵守し、今回も4-3-3継続に傾きそうだ。

 そこで気になるのが中盤の構成。前回同様、アンカーに遠藤航(シュツットガルト)を配置し、インサイドハーフに田中碧(デュッセルドルフ)と守田英正(サンタクララ)の元川崎コンビを配置するのが無難ではあるが、大西洋のアゾレス諸島から移動してくる守田はコンディションにやや不安がある。ならば、その位置に8日の初日練習から参加している柴崎岳(レガネス)を入れるというプランもあるが、本人は「全く問題ない」と前向きだ。

「もともと僕も攻撃的なタイプで、4-3-3をやるんだったら前でやれると思います。アギーレ監督の時もインサイドハーフでプレーしていましたし、僕としても戦い方が広がる」ともコメントしていて、新コンビ結成に意欲を示していた。

 ただ、柴崎と田中碧は10月に初めて顔を合わせた間柄。遠藤航とは森保ジャパン結成時からボランチコンビを組んでいて阿吽の呼吸があるが、わずか2日間の練習でその領域まで到達するのは不可能に近い。むしろマルチ型の旗手怜央(川崎)の方が田中碧との連係は計算できるし、遠藤航とも東京五輪でともに戦っているアドバンテージがある。柴崎に特別な信頼を寄せ続けてきた森保監督がそのあたりをどう判断し、スタメンを決定するのか……。そこもベトナム戦のひとつの注目点になるのではないか。
 
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