山根は代表選出も納得のプレーぶり
左サイドバックの初瀬亮の魅力はその攻撃力と足もとの技術。左右の足を使えるという部分でもポイントは高く、高い位置を取って相手を圧迫し攻撃にアクセントを付けられる存在だった。守備面でも厳しい対応で相手の動きを封じる働きを見せていた。
CB一人目は堅守名古屋を支える中谷進之介。身体を張った守備もカバーリングも平均以上の水準で、最終ラインを統率。さらにはフィード能力も高いものがある。名古屋の堅守を象徴する一人。
CBもうひとりは菊池流帆を選ばせてもらった。守備における対人の強さは見ていて楽しくなるレベルで、守備で観客を沸かせられる選手は珍しい。
右サイドバックの山根視来は攻撃面の貢献を考慮して。シーズン序盤に連発させたアシストはチームのスタートダッシュに大きく貢献。フル代表への選出も納得のプレーぶりだった。夏場に少々ペースダウンした感があったが、シーズン終盤に持ち直してきており、最終予選を戦う日本代表の力になってくれることを願っている。
GKはリーグ最少失点のチョン・ソンリョンを選ばせてもらった。ゴール前に壁のように立ちはだかり、相手に威圧感を与える存在感はもちろん、シュートストップの技術でも高いものを見せてくれている。プレーエリアを広げることにも挑戦しており、一定水準のものを身につけている。36歳にして未だに成長を続けられる向上心には頭が下がる。
文●江藤高志(川崎フットボールアディクト編集長)
CBもうひとりは菊池流帆を選ばせてもらった。守備における対人の強さは見ていて楽しくなるレベルで、守備で観客を沸かせられる選手は珍しい。
右サイドバックの山根視来は攻撃面の貢献を考慮して。シーズン序盤に連発させたアシストはチームのスタートダッシュに大きく貢献。フル代表への選出も納得のプレーぶりだった。夏場に少々ペースダウンした感があったが、シーズン終盤に持ち直してきており、最終予選を戦う日本代表の力になってくれることを願っている。
GKはリーグ最少失点のチョン・ソンリョンを選ばせてもらった。ゴール前に壁のように立ちはだかり、相手に威圧感を与える存在感はもちろん、シュートストップの技術でも高いものを見せてくれている。プレーエリアを広げることにも挑戦しており、一定水準のものを身につけている。36歳にして未だに成長を続けられる向上心には頭が下がる。
文●江藤高志(川崎フットボールアディクト編集長)