【第2ステージ展望】湘南編|キリノが復帰か? ラストピースがハマれば優勝も狙える!

カテゴリ:Jリーグ

塚越 始(サッカーダイジェスト)

2015年07月05日

【第2S展望】藤田祥、アリソン、大槻、さらには山田らのブレイクにも期待がかかる。一方、新助っ人獲得の噂も。

復帰が噂される、12年から13年まで在籍したキリノ。湘南スタイルを把握している点はプラスだが、怪我がちなのは不安材料だ。上手くフィットすれば楽しみだ。写真:サッカーダイジェスト

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ポイント4)第2ステージの目標と達成への青写真は?
 
ステージ優勝、ACL出場権獲得
 
 多くの選手が、「アジアの舞台で湘南スタイルを見せたい」と語る。ただ来季の出場権獲得の条件は、年間勝点で上位3~4位に入るか天皇杯を制すること。今の10位から“逆転”で権利を掴むためには、第2ステージ優勝を目指すぐらいの気持ちで臨みたい。ラストピースのFWさえハマれば、状況が一変することは考えられる。
 
 一方、松本戦で劇的な決勝ゴールを決めた藤田祥が復調をアピールするなど、怪我人が続々と戦列に戻ってきているのは好材料である。新助っ人が獲得できなくても、藤田祥、アリソン、大槻、さらには山田らのなかから、ブレイクする選手が出てくれば、チームもまたひとつ高みに行けるはずだ。
 
ポイント5)第2ステージに向けた補強ポイントと新戦力獲得の動きは?
 
 最も速効性があり、大幅な戦力アップを望めるのが、やはり助っ人FWの補強になる。
 
 昨季チーム最多20点を奪い、契約がフリーになっていたウェリントンは“まさか”の福岡入り。一方、12-13年に湘南に在籍し、昨季も甲府でプレーしたキリノが6月中旬から練習に参加。しかし、7月5日現在、正式な獲得の発表には至っていない。ブラジル出身だが、東ティモール国籍を所得しており、「アジア枠」も適用できる。曺監督のスタイルを把握するだけに、秘密兵器になる可能性はある。ただし怪我の爆弾を抱えているだけに、リスクを伴いそうでもあるが……(7月9日〈木〉発売号の「サッカーダイジェスト」に詳報を掲載)。
 
文:塚越 始(サッカーダイジェスト編集部)
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