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【クラシコ採点&寸評】バルセロナ1-2R・マドリー|“白い巨人”の3人を7点台に! MOMは鮮烈先制弾の「バルサキラー」を選出

カテゴリ:メガクラブ

下村正幸、井川洋一

2021年10月25日

バルセロナ――途中出場のアグエロが一矢を報いる

終了間際にアグエロが移籍後初ゴール決めたが、時すでに遅しだった。(C)Getty Images

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[FW]
2 セルジ―ニョ・デスト 5.5
前半は右ウイング、後半は右SBをこなし、後半ロスタイムに高い守備力を誇るメンディを巧みにかわしてアグエロの得点をお膳立てした。だが、絶好機でシュートをふかした24分のプレーは、試合の趨勢を決めたと言っても過言ではないほど痛恨だった。

10 アンス・ファティ 6(74分OUT)
ファルソ・ヌエベ(偽の9番)として前線を幅広く動き回ったが、相手の分厚い守備に苦しみチャンスは限られた。ゴール前で強引にシュートを放ち、スタンドプレーに走りがちな面も。アグエロと交代で74分にベンチに下がった。

9 メンフィス・デパイ 6
持ち前の素早いターンから巧みなボールコントロールを駆使して、ゴールに迫った。違いを作り出せなかったが、孤立気味になる中、24分にビッグチャンスを創出するなど攻撃を牽引し続けた。
 
[交代出場]
MF
14 フィリッペ・コウチーニョ 5.5(46分IN)
後半開始と同時にトップ下に入ると、パスワークの流れを円滑にして貢献を見せた。ただ悪く言えばそれだけで、現状の姿を浮き彫りにするプレー内容だった。

FW
19 セルヒオ・アグエロ 6.5(74分IN)
巧みなボレーシュートで移籍後初ゴールをマーク。終了間際で勝敗には影響しなかったが、健在ぶりをアピールした。バルサにとっては数少ない収穫の一つに。

MF
20 セルジ・ロベルト ―(77分IN)
F・デヨングとの交代で中盤の一角としてプレーした。

FW
19 ルーク・デヨング ―(85分IN)
84分に投入され、最前線でプレーも見せ場なし。アグエロの初ゴールで今後の立場は厳しいものに。

【監督】
ロナルド・クーマン 5.5
コンパクトネスを高め、ブスケッツのへのサポートを強化するとともに、両CBのポジションの入れ替え、ファティの偽9番起用など打てる手は打った。それでも勝利に導けなかったのは、マドリーとの戦力差とも関係がある。

文●下村正幸

※MAN OF THE MATCH=この試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
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