チェルシーはベゴビッチと4年契約で合意。
【チェルシー】チェフがアーセナル移籍。後釜はベゴビッチ(ストーク)か
チェルシーは6月29日、GKペトル・チェフのアーセナル移籍を発表した。チェルシーはすでにティボー・クルトワをバックアップする第2GKの後釜探しに入っており、ストークのボスニア・ヘルツェゴビナ代表アスミール・ベゴビッチの獲得が濃厚になっている。
選手との間ではすでに年俸500万ユーロ(約7億円)の4年契約で合意が成立しており、あとはストークとの交渉。ストークが移籍金1000万ユーロ(約14億円)を要求しているのに対し、チェルシーのオファーは650万ユーロ(約9億1000万円)。今後の歩み寄りが注目される。
【ナポリ】右SBにクロアチア代表ヴルサリコを獲得へ
ナポリはマウリツィオ・サッリ新監督が世代交代を求めている左右のサイドバックの補強に動いている。
左にトリノのイタリア代表マッテオ・ダルミアンを狙っていることは既報の通り。右の候補に挙がっているのは、サッスオーロのクロアチア代表シメ・ヴルサリコだ。
サッスオーロが付けた値札は1200万ユーロ(約16億8000万円)。サッスオーロは昨夏ジェノアからヴルサリコを獲得した際、次の移籍には売却益の40パーセントをジェノアに支払うという条件を受け入れており、それも考慮に入れると落としどころは1000万ユーロ(約14億円)前後だろう。
移籍が実現すれば、ナポリは昨冬獲得したイバン・ストゥリニッチと合わせてクロアチア代表の左右SBを手に入れることになる。
【インテル】インブラはポルト行きが濃厚か
合意が成立したと思われたインテルのジアネリ・インブラ(マルセイユ)獲得が不透明になっている。
すでにマルセイユとは合意が成立しているが、6月29日付の『レキップ』紙によれば、代理人でもある父親がポルト行きに傾いているとされており、投資ファンド『ドイエンスポーツ』のネリオ・ルーカス代表もその線でポルト側から動いている。
実際インテルには今のところインブラから最終的な回答は返ってきていない。もしインブラ獲得が流れた場合には、フェリペ・メロ(ガラタサライ)、ジョン・オビ・ミケル(チェルシー)、アレクサンドル・ソング(バルセロナ)といった選手が代替候補になりそうだ。いずれにしても、最終ラインの前をプロテクトするフィジカルの強い守備的MFというプロフィールである。
インテルは前線の補強にも動いており、チェルシーのコロンビア代表ファン・ギジェルモ・クアドラード、ナポリのベルギー代表ドリース・メルテンス、トリノのイタリア代表ファビオ・クアリアレッラといった名前がロベルト・マンチーニ監督のリストに挙がっているようだ。
文:ジャンルカ・ディ・マルツィオ
翻訳:片野道郎
チェルシーは6月29日、GKペトル・チェフのアーセナル移籍を発表した。チェルシーはすでにティボー・クルトワをバックアップする第2GKの後釜探しに入っており、ストークのボスニア・ヘルツェゴビナ代表アスミール・ベゴビッチの獲得が濃厚になっている。
選手との間ではすでに年俸500万ユーロ(約7億円)の4年契約で合意が成立しており、あとはストークとの交渉。ストークが移籍金1000万ユーロ(約14億円)を要求しているのに対し、チェルシーのオファーは650万ユーロ(約9億1000万円)。今後の歩み寄りが注目される。
【ナポリ】右SBにクロアチア代表ヴルサリコを獲得へ
ナポリはマウリツィオ・サッリ新監督が世代交代を求めている左右のサイドバックの補強に動いている。
左にトリノのイタリア代表マッテオ・ダルミアンを狙っていることは既報の通り。右の候補に挙がっているのは、サッスオーロのクロアチア代表シメ・ヴルサリコだ。
サッスオーロが付けた値札は1200万ユーロ(約16億8000万円)。サッスオーロは昨夏ジェノアからヴルサリコを獲得した際、次の移籍には売却益の40パーセントをジェノアに支払うという条件を受け入れており、それも考慮に入れると落としどころは1000万ユーロ(約14億円)前後だろう。
移籍が実現すれば、ナポリは昨冬獲得したイバン・ストゥリニッチと合わせてクロアチア代表の左右SBを手に入れることになる。
【インテル】インブラはポルト行きが濃厚か
合意が成立したと思われたインテルのジアネリ・インブラ(マルセイユ)獲得が不透明になっている。
すでにマルセイユとは合意が成立しているが、6月29日付の『レキップ』紙によれば、代理人でもある父親がポルト行きに傾いているとされており、投資ファンド『ドイエンスポーツ』のネリオ・ルーカス代表もその線でポルト側から動いている。
実際インテルには今のところインブラから最終的な回答は返ってきていない。もしインブラ獲得が流れた場合には、フェリペ・メロ(ガラタサライ)、ジョン・オビ・ミケル(チェルシー)、アレクサンドル・ソング(バルセロナ)といった選手が代替候補になりそうだ。いずれにしても、最終ラインの前をプロテクトするフィジカルの強い守備的MFというプロフィールである。
インテルは前線の補強にも動いており、チェルシーのコロンビア代表ファン・ギジェルモ・クアドラード、ナポリのベルギー代表ドリース・メルテンス、トリノのイタリア代表ファビオ・クアリアレッラといった名前がロベルト・マンチーニ監督のリストに挙がっているようだ。
文:ジャンルカ・ディ・マルツィオ
翻訳:片野道郎