今夏にボローニャからアーセナルへ移籍を果たした冨安健洋は、デビュー月となった9月にファン投票によるクラブの月間MVPに輝いた。
そして、さらにひとつの勲章が加わった。地元ロンドンを拠点とするメディア『football.london』が選出するアーセナルの月間MVPも勝ち取ったのだ。
同メディアによれば、冨安は読者による投票で30.9%の得票率を獲得、29.9%のGKアーロン・ラムズデイルとの接戦を制して、受賞を果たした。
「移籍期限最終日にアーセナルと契約を結んだ日本代表のトミヤスにとって、夢のようなデビュー月だった。(デビュー戦は)これ以上ないスタートだった。今シーズン待望の初勝利を挙げたノーリッジ戦での堅固なパフォーマンスで、すぐにファンを獲得した」
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守護神との接戦を制しての受賞
記事は、「これまでに経験したことがなかっただろうフィジカル的なバーンリーに対しても、堅実なパフォーマンスで彼の気概を証明し、1‐0の勝利、2度目のクリーンシートに貢献した」と綴り、こう続けている。
「トミヤスがアーセナルのファンの心を本当に掴んだのは、(トッテナムとの)ノースロンドン・ダービーだ。ガナーズが最大のライバルを粉砕した試合で、馬のように走ってタッチラインをカバーした」
自らのパフォーマンスで、ファンの信頼を勝ち取った冨安。今後の活躍からますます目が離せない。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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