「一部選手がベストの調子でなくともスタメン入りしている」
ワールドカップ(W杯)予選敗退という危機は、世界でも反響を呼んでいる。
10月7日、森保一監督率いる日本代表は、2022年W杯アジア最終予選でサウジアラビア代表に敵地で0-1と敗れた。後半に柴崎岳のバックパスがミスとなり、アル・ブリカンの独走を許すと、そのまま先制点を献上。これが決勝点となった。
初戦でオマーンにも敗れている日本は、3試合を消化して1勝2敗の勝点3で足踏み。カタールへの切符確保に黄信号が灯り、森保監督を筆頭にチームは批判にさらされている。
日本が窮地に陥ったことで、米スポーツチャンネル『ESPN』は、「警鐘が鳴り始める」と、森保ジャパンの苦境を伝えている。
「過去6大会のW杯に出場し、日本はこの20年でアジア最高のチームのひとつと広くみなされてきた。だが現在、彼らは次の大会を逃すかもしれない危機にある」
同メディアは「日本は悲惨なスタートに加え、サウジアラビアにも敗れた。だが、彼らの問題は結果だけに限ったことではない」と、日本がゴール前で相手を脅かせていないと続けた。
「ピッチのいたるところで複雑に入り組んだパスを見せたが、ボックス内では脅威となることがまれだった。そして、もっとも優れた配球者であるガク・シバサキの不用意なバックパスから、アル・ブリカンが抜け出してサウジアラビアの勝利だ」
【動画】サウジファンの行為に激怒し、客席に詰め寄る吉田麻也
10月7日、森保一監督率いる日本代表は、2022年W杯アジア最終予選でサウジアラビア代表に敵地で0-1と敗れた。後半に柴崎岳のバックパスがミスとなり、アル・ブリカンの独走を許すと、そのまま先制点を献上。これが決勝点となった。
初戦でオマーンにも敗れている日本は、3試合を消化して1勝2敗の勝点3で足踏み。カタールへの切符確保に黄信号が灯り、森保監督を筆頭にチームは批判にさらされている。
日本が窮地に陥ったことで、米スポーツチャンネル『ESPN』は、「警鐘が鳴り始める」と、森保ジャパンの苦境を伝えている。
「過去6大会のW杯に出場し、日本はこの20年でアジア最高のチームのひとつと広くみなされてきた。だが現在、彼らは次の大会を逃すかもしれない危機にある」
同メディアは「日本は悲惨なスタートに加え、サウジアラビアにも敗れた。だが、彼らの問題は結果だけに限ったことではない」と、日本がゴール前で相手を脅かせていないと続けた。
「ピッチのいたるところで複雑に入り組んだパスを見せたが、ボックス内では脅威となることがまれだった。そして、もっとも優れた配球者であるガク・シバサキの不用意なバックパスから、アル・ブリカンが抜け出してサウジアラビアの勝利だ」
【動画】サウジファンの行為に激怒し、客席に詰め寄る吉田麻也
指揮官の人選や采配が議論を呼んでいるのは周知のとおりだ。ESPNも「普段起用する選手たちに対するモリヤスの揺るぎない忠実さは、一部選手がベストの調子でなくともスタメン入りしていることを意味する」と、森保監督の選択に懐疑的な見解を示した。
「セルティックに加入してから大きなインパクトを残しているキョウゴ・フルハシのような選手がベンチスタートのまま続いていることも奇妙だ」
最後に、ESPNは「グループBはオーストラリア、サウジアラビア、日本と、抜きんでるチームが3つあり、1チームは(最終予選での)出場権を逃すことになる」と締めくくっている。
「現時点で、それはサムライブルーになるのではないかと思われる」
日本は、この難局を乗り切ることができるのか。
構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部
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