メガクラブが注視する“ガーナの神童”が決めたスーパーゴールが話題となっている。

　英紙『The SUN』は９月29日、「ガーナのワンダーキッド、15歳のミザック・アサンテが決めた、プスカシュ賞（FIFA最優秀ゴール）の明確な候補となる驚愕の個人技弾がSNS上で話題となり、バズっている」と伝えた。

　ゴールデン・キックスに所属するアサンテは、ガーナ２部の昇格プレーオフ、モバイル・フォン・ピープル戦で途中出場。そして０‐１で迎えた82分、エリア内でボールを受けると、３人に囲まれながらも一気にかわし、さらに一人を抜き去る。最後は華麗なダブルタッチでGKをかわして、同点ゴールを叩き込んだのだ。

　結局、この一撃で追いついたゴールデン・キックスはPK戦の末に勝利。１部昇格を決めている。

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　記事によれば、アサンテは試合後のインタビューで、「ベンチスタートだったのはコンディションが良くなかったから」と話し、「ベンチにいる間、１分で自分の価値を証明しようと思った。体調が悪いことはわかっていたけど、奇跡を起こすに必要なのは１分だった」と語っている。

　地元メディア『YEN』は、元イングランド代表FWガリー・リネカーが自身のツイッターで、このゴール動画を引用リツイートして、「Woah」とつぶやいたことを紹介。「リネカーを驚愕させた」と報道した。

　また、世界中に拡散されたこのゴールの動画には、次のようなコメントが寄せられている。

「信じられないスキルだ」
「15歳だって？」
「メッシかよ」
「天才だ」
「GKをあの方向に抜くなんて」
「素晴らしい才能だ」
「こんな華麗なドリブルはメッシに以外に見たことがない」
「なんてこった、反則だよ」

『The SUN』によれば、マンチェスター・シティやマンチェスター・ユナイテッド、ユベントスなど多くのクラブが、この超逸材に関心を持っているという。この衝撃のゴールでますます争奪戦が激しくなるのは、間違いなさそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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