フィオレンティーナはサラーを完全移籍で獲得も。
【ミラン】ベルトラッチ獲得でローマと合意
ジャクソン・マルティネス、ジョフレー・コンドグビアを逃すなど不本意なディールが続いたミランだが、中盤に待望のレギュラークラス獲得が決まった。
昨シーズンのジェノアで大きく成長したイタリア代表アンドレア・ベルトラッチ。6月24日に共同保有権を買い戻したばかりのローマと交渉を進め、移籍金2000万ユーロ(約28億円)前後という条件で一気に基本合意を取り付けた。
ミランは前線の補強についてもコロンビア代表カルロス・バッカ(セビージャ)にターゲットを絞って、ほかでもないローマとの競合で先手を打とうと動いている。今後の展開に注目だ。
【フィオレンティーナ】サラーを完全移籍で獲得も
チェルシーが保有権を持つエジプト代表FWモハメド・サラーの去就をめぐり、フィオレンティーナと代理人が6月24日、予定より1日遅れで会談を持った。
選手サイドはこのままフィレンツェに残留してもいいという意思を表明したが、条件として現在の年俸220万ユーロ(約3億円)を300万ユーロ(約4億2000万円)にアップすることを要求。その背景には、インテルが270万ユーロ(約3億78000万円)を提示しているという状況がある。
これに対してフィオレンティーナは、チェルシーとのレンタル契約の中に1年後の買い取りオプションとして設定されている1800万ユーロ(約25億2000万円)を今夏支払い、サラーにもインテルを上回る年俸を提示することにより、1年前倒しで完全移籍を実現しようという意向を固めつつある。
サラーにはインテルの他にユベントスも注目しており、今後の展開から目を離せない。
【ユベントス】ベラルディの保有権を1000万ユーロで売却。ただし来夏の買い戻しが前提
ユベントスは6月25日、イタリア代表FWドメニコ・ベラルディの共同保有権を1000万ユーロ(約14億円)で昨シーズン所属したサッスオーロに売却したことを発表した。
ただし両クラブの間では、ユベントスが来夏1800万ユーロ(約25億2000万円)で買い戻す権利を有するという合意が成立している。
新シーズンは引き続きサッスオーロでプレーし、さらに成長してステップアップの準備ができたところで戦列に加えるというのがユーベの思惑だ。
この一見複雑な売買オペレーションは、帳簿の上でも見かけ上の利益を上げることができるため、両クラブにとってメリットがあるものだ。
文:ジャンルカ・ディ・マルツィオ
翻訳:片野道郎
ジャクソン・マルティネス、ジョフレー・コンドグビアを逃すなど不本意なディールが続いたミランだが、中盤に待望のレギュラークラス獲得が決まった。
昨シーズンのジェノアで大きく成長したイタリア代表アンドレア・ベルトラッチ。6月24日に共同保有権を買い戻したばかりのローマと交渉を進め、移籍金2000万ユーロ(約28億円)前後という条件で一気に基本合意を取り付けた。
ミランは前線の補強についてもコロンビア代表カルロス・バッカ(セビージャ)にターゲットを絞って、ほかでもないローマとの競合で先手を打とうと動いている。今後の展開に注目だ。
【フィオレンティーナ】サラーを完全移籍で獲得も
チェルシーが保有権を持つエジプト代表FWモハメド・サラーの去就をめぐり、フィオレンティーナと代理人が6月24日、予定より1日遅れで会談を持った。
選手サイドはこのままフィレンツェに残留してもいいという意思を表明したが、条件として現在の年俸220万ユーロ(約3億円)を300万ユーロ(約4億2000万円)にアップすることを要求。その背景には、インテルが270万ユーロ(約3億78000万円)を提示しているという状況がある。
これに対してフィオレンティーナは、チェルシーとのレンタル契約の中に1年後の買い取りオプションとして設定されている1800万ユーロ(約25億2000万円)を今夏支払い、サラーにもインテルを上回る年俸を提示することにより、1年前倒しで完全移籍を実現しようという意向を固めつつある。
サラーにはインテルの他にユベントスも注目しており、今後の展開から目を離せない。
【ユベントス】ベラルディの保有権を1000万ユーロで売却。ただし来夏の買い戻しが前提
ユベントスは6月25日、イタリア代表FWドメニコ・ベラルディの共同保有権を1000万ユーロ(約14億円)で昨シーズン所属したサッスオーロに売却したことを発表した。
ただし両クラブの間では、ユベントスが来夏1800万ユーロ(約25億2000万円)で買い戻す権利を有するという合意が成立している。
新シーズンは引き続きサッスオーロでプレーし、さらに成長してステップアップの準備ができたところで戦列に加えるというのがユーベの思惑だ。
この一見複雑な売買オペレーションは、帳簿の上でも見かけ上の利益を上げることができるため、両クラブにとってメリットがあるものだ。
文:ジャンルカ・ディ・マルツィオ
翻訳:片野道郎