アーセナルで7年を過ごし、公式戦284試合に出場した偉大な先達との比較は、冨安健洋に対する期待の大きさの表れだ。
デビューから2試合、クリーンシートでの連勝に貢献し、スタッツやパフォーマンスが絶賛されている冨安。英紙『The Sun』は9月21日、アーセナルのファンの声を紹介し、かつて在籍した元フランス代表のバカリ・サニャを彷彿させるとの意見がみられると伝えた。
アーセナルやマンチェスター・シティでプレミアリーグの267試合に出場したサニャは、年間ベストイレブンに2度選ばれた実力者だ。『The Sun』によると、冨安のプレーにサニャを思い出したというファンが少なくないと報じている。
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7年を過ごしたアーセナルで公式戦284試合に出場
「サニャを想起させる。素晴らしいポテンシャルで、空中戦のデュエルが強い」
「まだ序盤だけど、サニャのバイブスを感じる。デュエルが良い。そのすべてに勝つ。あのサイズで良いアジリティ、ボールを持っても素早い」
「サニャや(ナチョ・)モンレアルみたいに、自分の仕事をしっかりやる選手だ。派手になろうとしない。全試合で最低でも7点のパフォーマンスをする」
「(エクトル・)ベジェリンからトミヤスのアップグレードは、(エマニュエル・)エブエからサニャのようだ。まず守備を意識し、それをうまくやるSBがいれば、大きく違う」
「プレースタイルは分からないけど、トミヤスはサニャを思い出させた。守備がソリッド、パスでシンプルに保ち、いかに良い選手か見過ごしてしまいそう。まだ早いけど、有望だ」
冨安がサニャほどにアーセナルでプレーし、レジェンドのような存在になるかは分からない。ただ、サポーターの期待値が右肩上がりなのは確かだ。日本代表DFは、偉大な先輩に肩を並べ、その存在を上回ることができるだろうか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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