三戸の鮮烈ミドルが炸裂! 新潟がアウェーで東京Vに3-1と勝利

カテゴリ:Jリーグ

サッカーダイジェスト編集部

2021年09月20日

高木が絶妙クロスで2点目をアシスト

先制点を挙げた三戸舜介。鋭いミドルシュートでチームを勢いづけた。写真:徳原隆元

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 Jリーグは9月19日、J2第30節の4試合を各地で開催した。味の素スタジアムで行なわれた東京ヴェルディ対アルビレックス新潟の一戦は、3-1でアウェーの新潟が勝利した。
 
 立ち上がりからボールを動かし、先に主導権を握ったのは新潟。ボランチと両SBの積極的な攻撃参加で敵陣深くまで侵入し、相手ゴールに迫る。
 
 すると14分、先制に成功する。敵陣深いエリアでのパス回しから左サイドに流れた高木善朗がクロスを供給。それを相手GKマテウスがパンチングで弾き、こぼれ球を拾った三戸舜介がドリブルから鋭いミドルを放つ。シュートは相手DFに当たってコースが変わり、ゴール左隅に決まった。
 
 早い時間帯に先制点を許した東京Vは、新潟のプレスを持ち前の個人技で剥がして反撃。19分と40分に端戸仁が、21分に小池純輝が巧みな動き出しからシュートを放つも、惜しくも得点とはならなかった。
 
 後半、良い入りを見せたのは新潟。52分、右サイドでボールを受けた高木がターンで相手をかわしてペナルティエリア右隅に侵入し、絶妙なグラウンダークロスを供給。逆サイドから斜めに入ってきたロメロ・フランクが合わせ、ネットを揺らした。
 
 2点ビハインドの東京Vは56分、左サイドの裏を取った杉本竜士が相手DF早川史哉に倒されてPKを獲得。これをキッカーの小池がど真ん中に決め、1点差に詰め寄る。
 
 勢いに乗る東京Vは87分、佐藤優平の正確なミドルパスを左サイドで受けた新井瑞希が、ワントラップから斜め前のスペースへ丁寧なパスを送る。走り込んだ佐藤凌我の折り返しを端戸が打点の高いヘディングで合わせるも、わずかにゴール左側へ外れた。
 
 新潟は終盤、押し込まれる展開が続いたが、90分に鈴木孝司が相手GKのパスをカット。そのまま無人のゴールに流し込み、勝利を決定づけるダメ押し弾を挙げた。
 
 試合は3-1でタイムアップ。新潟がアウェーで勝点3を手にした。
 
構成●サッカーダイジェスト編集部
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