【移籍市場超速報】コンドグビアを巡る「ミラノダービー」がモンテカルロの夜に激化

カテゴリ:ワールド

ジャンルカ・ディ・マルツィオ

2015年06月20日

ミラン入りが確実とされていたが、一転してインテルが優勢に。

刻一刻と状況が変わっていくコンドグビア争奪戦。インテルはロベルト・マンチーニ監督自ら電話で説得したという。サン・シーロではなく、モンテカルロのテーブルを舞台としたダービーマッチの結末やいかに? (C) Getty Images

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 フランス代表MFジョフレー・コンドグビア(モナコ)の獲得に向けて、ミランのアドリアーノ・ガッリアーニ副会長が18日夜、本人と家族、代理人を交えてモンテカルロで夕食の席を持ったことは既報の通りである。
 
 会食は深夜3時まで続き、ミランからは、ポジティブな感触を得たという楽観的な空気が伝わってきた。
 
 しかし、当初は獲得に乗り出しながらいったんは身を引いたかに見えたインテルも、19日になって選手サイドがインテルのオファーを受け入れる可能性もあるという意思表示をしたことで、ここに来て再び動き出し、同日夜にモナコおよび選手本人と交渉の約束を取り付けた。
 
 この動きを察知したガッリアーニは、19日午後、すぐにモンテカルロにとんぼ返り、モナコのヴァディム・ヴァシリエフ副会長と話し合いを持った。
 
 対するインテルのマルコ・ファッソーネGM、ピエロ・アウジリオSDも夕方にはモンテカルロ入り、まずコンドグビアと代理人を交えて会談し、続いて市内の高級レストランでヴァシリエフ副会長と夕食のテーブルを囲んだ。
 
 偶然か必然か、同じレストランの別のテーブルには、ガッリアーニとドイエンスポーツのネリオ・ルーカス会長が座っており、最終的に両者は合流した模様。深夜0時近くになって、レストランからはガッリアーニ、ルーカス、ファッソーネ、アウジリオ、そしてヴァシリエフと全員が一緒に出て来るという結果になった。
 
 このように、ひとりの選手を巡って激しい競争となっているにもかかわらず、両クラブは表向き友好的な態度を保っている。
 
 気になるのはこの「ダービー」の行方。移籍を成立させるためには本人との合意だけでなく、保有権を持つモナコと移籍金およびその支払い方法について合意する必要がある。
 
 モナコは当初から、契約書に記されている契約解除違約金3500万ユーロを満額支払わなければ移籍に同意しないという姿勢をはっきり打ち出してきた。これに対してミランは、3000万ユーロで合意点を見出すべく、交渉に当たってきている。
 
 一方のインテルが以前出したオファーは2700万ユーロだったが、ここに来て間違いなく提示額を吊り上げているはずだ。というのも、ファッソーネ、アウジリオ、ヴァシリエフ、そしてコンドグビアの代理人は、この後、場所をレストランに近いホテル・メトロポールに移して交渉を続行している。
 
 この状況から判断する限り、インテルがミランを抜いて優位な立場に立った可能性が高い。少なくとも、ミランが提示した3000万ユーロを上回る数字を提示していることは間違いないだろう。
 
 アウジリオはレストランから出たところでスカイ・イタリアの取材に応えて次のようにコメントしている。
 
「ミランとの関係はきわめて良好だ。今日は。モナコの役員とコンドグビアの代理人と会食を持った。打診はしたが、最終的な数字は提示していない。いずれにしても、ミランとの間に問題は生じていない」
 
文:ジャンルカ・ディ・マルツィオ
翻訳:片野道郎

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