同じミラノのライバル、ミランがメルカート（移籍マーケット）で派手な動きを見せているが、インテルも黙っているわけではない。
 
　ドイツでは、クロアチア代表の左ウイング、イバン・ペリシッチ（ウォルフスブルクは1500万ユーロ＝約21億円＝を要求している）、ドイツ代表のCBアントニオ・リュディガー（シュツットガルト。値札は1200万ユーロ＝約16億8000万円）にアプローチ中。
 
　フランスでは、MFジアネリ・インブラ獲得でマルセイユと交渉中だ。ただ、マルセイユが1800万～2000万ユーロ（約25億2000万～28億円）の移籍金を要求しているうえに、バレンシアと競合している。
 
　イタリア国内でのターゲットは、サンプドリアのFWエデル。インテルはすでに「400万ユーロ（約５億6000万円）＋交換要員」というオファーを出しているが、その候補リストにはFWゲオルゲ・プスカシュ、CBマルコ・アンドレオッリ、リーベル・プレートから獲得予定のマティアス・クラネビッテル、そして長友佑都の名前も入っている。
 
文：ジャンルカ・ディ・マルツィオ
翻訳：片野道郎