6月末に浦和から相模原へ育成型期限付き移籍。試合に出ることの大切さを実感
「自信をもってやれています」19歳の笑顔がはじけた。
6月28日浦和レッズからSC相模原への育成型期限付き移籍が発表されたDF藤原優大。
その際、浦和・西野努TDの「高木監督からも今回強い要望がありましたので」とのコメントを裏付けるように藤原は早速、ピッチに立った。
6月28日浦和レッズからSC相模原への育成型期限付き移籍が発表されたDF藤原優大。
その際、浦和・西野努TDの「高木監督からも今回強い要望がありましたので」とのコメントを裏付けるように藤原は早速、ピッチに立った。
翌月3日、北九州戦で先発すると琉球戦、町田戦、栃木戦と3バックの右CBとして4試合連続先発中。主力になりつつある。
浦和での約半年間、藤原は試合に出ることの大切さを改めて感じた。
藤原は強豪校・青森山田高で3年間、レギュラーを張るなか、日々の生活をすべて試合に向けていた。一方加入した浦和は代表クラスがひしめくチーム。そう簡単に出られない覚悟はあった。ただ、試合に出て当たり前だった自分が出られなくなる、この状況とどう折り合いをつけるか、自問自答が続いた。
その藤原が先発したルヴァンカップ開幕の湘南戦(3月2日)、4節・湘南戦(4月28日)で試合に渇望する自分を改めて感じた。
「試合に出られるなと感じた時、いつも以上に集中して練習に取り組め、身体のケアにも気をつけた」
やはり試合に出てナンボなのだ。
だからこそ、高木監督からのラブコールは願ってもないチャンスとなった。
相模原はJ2残留に向け、多士済々の選手を揃えている。そのなかでも藤原には負けない存在感と「ユーダイ!」の味方の声に信頼が感じられる。
J2は刺激の連続。前節・栃木戦ではFW豊田陽平が先発。何度もマッチアップした。「豊田さんのように日本代表を経験した選手と同じピッチでプレーしたことは刺激になる。その分、自分はまだまだだと感じます。でも試合に出て初めて感じられることですし、試合のなかで成長できている」
高校時代に抱いていた充実感を藤原は相模原で取り戻した。
その藤原を高木監督は「体力的にも技術的にもよくやっている」と評価する一方、「意外にできないなと思うところがあった」と続けた。
それは攻撃面。
「攻撃でどんどん前に出て行けと言っていますが、ほとんど出て行っていない。もう少し攻撃が好きかなと思っていましたが……」
この指摘が思い当たるシーンがあった。
取材をした日、ゲーム形式のトレーニングの際、最終ラインから敵陣深く入った藤原にボールが渡った。絶好の攻め時。ゴール前にクロスを上げると思いきや、無難にボールを下げてしまった。
浦和での約半年間、藤原は試合に出ることの大切さを改めて感じた。
藤原は強豪校・青森山田高で3年間、レギュラーを張るなか、日々の生活をすべて試合に向けていた。一方加入した浦和は代表クラスがひしめくチーム。そう簡単に出られない覚悟はあった。ただ、試合に出て当たり前だった自分が出られなくなる、この状況とどう折り合いをつけるか、自問自答が続いた。
その藤原が先発したルヴァンカップ開幕の湘南戦(3月2日)、4節・湘南戦(4月28日)で試合に渇望する自分を改めて感じた。
「試合に出られるなと感じた時、いつも以上に集中して練習に取り組め、身体のケアにも気をつけた」
やはり試合に出てナンボなのだ。
だからこそ、高木監督からのラブコールは願ってもないチャンスとなった。
相模原はJ2残留に向け、多士済々の選手を揃えている。そのなかでも藤原には負けない存在感と「ユーダイ!」の味方の声に信頼が感じられる。
J2は刺激の連続。前節・栃木戦ではFW豊田陽平が先発。何度もマッチアップした。「豊田さんのように日本代表を経験した選手と同じピッチでプレーしたことは刺激になる。その分、自分はまだまだだと感じます。でも試合に出て初めて感じられることですし、試合のなかで成長できている」
高校時代に抱いていた充実感を藤原は相模原で取り戻した。
その藤原を高木監督は「体力的にも技術的にもよくやっている」と評価する一方、「意外にできないなと思うところがあった」と続けた。
それは攻撃面。
「攻撃でどんどん前に出て行けと言っていますが、ほとんど出て行っていない。もう少し攻撃が好きかなと思っていましたが……」
この指摘が思い当たるシーンがあった。
取材をした日、ゲーム形式のトレーニングの際、最終ラインから敵陣深く入った藤原にボールが渡った。絶好の攻め時。ゴール前にクロスを上げると思いきや、無難にボールを下げてしまった。