J１リーグは８月９日、東京オリンピックの中断期間を終え、23節の10試合を各地で開催。川崎フロンターレが無敗を継続し、２位との勝点差を広げた。

　大分トリニータのホームに乗り込んだ川崎は、開始早々の10分にレアンドロ・ダミアンの今季13ゴール目で先制。その後も試合を優勢に進め、77分には途中出場の遠野大弥がヘディングでネットを揺らして２-０の快勝を収めた。４連勝で今季無敗をキープしている。

　２位で川崎を追う横浜Ｆ・マリノスは、アウェーで清水エスパルスと対戦。４分にいきなり先制点を奪われるも、39分にマルコス・ジュニオールの得点で追いつく。その後も主導権を握り、47分にエウベルの２試合連続弾で１点をリードしたものの、60分にカウンターからまたしても失点し、２-２のドロー決着。これにより横浜と首位川崎との勝点差が11に広がった。

　７試合負け無しで追い上げを見せる３位のヴィッセル神戸は、ホームで柏レイソルと対戦し１-２の敗戦。65分に先手を取られ、その５分後に小田裕太郎の得点で一度は追いつくも、終了間際の90＋５分に細谷真大に勝ち越し弾を決められた。神戸は８試合ぶりの黒星を喫し、４位に後退した。

　またホームでFC東京を迎えたサガン鳥栖は、７分にショートカウンターから仙頭啓矢が決めた１点を最後まで守り抜き、１-０の勝利。勝点３を積み上げ、３位へ浮上している。
 

　J１、23節の試合結果は以下の通り。

札幌 ２-１ 浦和
横浜FC ２-０ 名古屋
清水 ２-２ 横浜
神戸 １-２ 柏
湘南 １-２ 鹿島
C大阪 ０-０ 仙台
徳島 ２-１ G大阪
福岡 １-１ 広島
鳥栖 １-０ FC東京
大分 ０-２ 川崎

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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