J２リーグは８月９日、第24節の計10試合を開催。首位の京都は助っ人ふたりの活躍で町田に勝利を収め、２位の磐田、３位の新潟はそれぞれ引き分けで足踏み。また予定されていた金沢対長崎は台風後の温帯低気圧の影響による激しい風雨のため試合開催は危険と判断され、中止となっている。

　ホームに町田を迎えた京都は、13分にウタカ、50分にイスマイラが得点。町田の反撃を奥山の１点に抑え、勝点３を上積みし、首位の座をキープした。

　磐田はアウェーで甲府と対戦。37分に松本のゴールで先制し、48分に泉澤に同点弾を許すも、53分に大津が勝ち越し弾をゲット。２-１のスコアでそのままタイムアップかと思われたが、90＋２分、メンデスに決められ、逃げ切ることができなかった。

　新潟対大宮の一戦も２-２のドロー決着。１-１で迎えたアディショナルタイム、90＋４分に新潟の谷口がネットを揺らすも、その１分後、大宮の西村が起死回生の同点弾。勝点１を分け合う結果となった。

　名波監督が就任して５試合目の松本は秋田に４-１で圧勝。前、常田、宮部、外山と得点を重ねるなど、圧巻の攻撃力で現体制２勝目を飾った。

　最下位の相模原は栃木と０-０のスコアレスドロー。白星は掴めなかったが、貴重な勝点１を手にした。
 

J２リーグ第24節の結果は以下のとおり。

相模原 ０-０ 栃木
甲府 ２-２ 磐田
新潟 ２-２ 大宮
秋田 １-４ 松本
京都 ２-１ 町田
山形 ３-１ 千葉
水戸 １-１ 東京V
群馬 １-１ 愛媛
金沢 中止 長崎
岡山 １-０ 山口
北九州 １-２ 琉球

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【サポーターPHOTO】大宮×琉球｜白熱のゲーム展開にスタンドのサポーターも熱狂