• トップ
  • ニュース一覧
  • 「交渉は進んでいない」冨安健洋、今夏は移籍せず? ボローニャCEOが去就に言及「土壇場の放出はない」

「交渉は進んでいない」冨安健洋、今夏は移籍せず? ボローニャCEOが去就に言及「土壇場の放出はない」

カテゴリ:海外日本人

ワールドサッカーダイジェスト編集部

2021年08月04日

噂のあったトッテナムはアタランタから選手を獲得

ボローニャ残留が現実味を帯びてきた冨安。 (C)Getty Images

画像を見る

 移籍に関して、クラブ関係者がいつもすべてを明かすとは限らない。

 ボローニャのクラウディオ・フェヌッチCEOが8月3日、新戦力マルコ・アルナウトビッチの入団会見で、去就が注目される冨安健洋について言及した。

 冨安は以前からトッテナムやアタランタからの関心が報じられている。だが、イタリアの移籍情報サイト『TUTTOmercatoWEB』によると、フェヌッチCEOは今回の会見で「彼はボローニャの選手であり、ボローニャに残ることもあり得る」と話した。

「複数クラブからの関心がある。現時点で交渉中のところはない。われわれが進めたいと望んでいるとは限らない。セリエAに戻ってから、われわれはかなり投資してきたので、遅かれ早かれ、いくつかの放出を検討することはあり得る。だが、進んでいる交渉はない。最後までグループがこのままではないとは限らない」
 
 現時点で冨安が移籍する見込みはないということだろうか。そして、移籍する場合のタイムリミットも迫りつつある。フェヌッチCEOは、スカッド完成の“締め切り”はないとしたうえで、「だれかが去れば、代わりを獲る。それには時間が必要だ」と続けている。

「放出することになる場合、土壇場にはならないだろう。スカッドを完成させる可能性がなくなるからだ」

 イタリア・メディアは、トッテナムがアタランタのクリスティアン・ロメロ獲得に近づいており、アタランタはその穴をユベントスからメリフ・デミラルを獲得することで埋めようとしていると報じた。アタランタのジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督が、ロメロの後釜として冨安よりデミラルを望んだという。

 東京五輪に参戦中の冨安は、銅メダルがかかる3位決定戦に集中しているだろう。一方で、その去就への注目度も高まっている。2021-22シーズン、冨安はどのクラブでプレーするのだろうか。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部
【関連記事】
「高額なら仕方ない」「貴重なジョーカーを失う」ボローニャOBが冨安売却に見解。ステップアップは実現するのか
スカッド完成はトミヤス次第!伊紙がボローニャは冨安の売却を「あてにしている」と報道。30億円超の移籍は実現するか?
冨安を狙うトッテナムの新強化担当者はどんな人物? パラティチのチームビルディングに迫る
「色々思いはあるけど」スペイン戦から一夜明け、堂安律が決意表明「勝とう」【東京五輪】
敗戦に呆然と座り込んだ久保建英にそっと駆け寄り…2人のスペイン代表が見せた気遣い【東京五輪】

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト いざアジア王者へ!
    5月10日発売
    悲願のACL初制覇へ
    横浜F・マリノス
    充実企画で
    強さの秘密を徹底解剖
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト ガンナーズを一大特集!
    5月2日発売
    プレミア制覇なるか!?
    進化の最終フェーズへ
    アーセナル
    最強化計画
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVo.40
    1月12日発売
    第102回全国高校選手権
    決戦速報号
    青森山田が4度目V
    全47試合を完全レポート
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ