松本山雅FCの背番号10が帰ってきた。

　松本は７月29日、クラブの公式ホームページでMFセルジーニョの約半年ぶりの復帰を発表。なお、セルジーニョは７月28日に日本へ入国。新型コロナウイルス感染防止のため、Jリーグが一括管理する14日間の待機期間を経てチームに合流する見込みだ。

　2017年に松本へ加入したセルジーニョは、翌年チームトップの11ゴールを記録し、J２制覇＆J１昇格に大きく貢献した。昨季も33試合に出場し、チームトップタイの９ゴールを記録している。

　しかし今年２月に契約満了が発表され、韓国の大邱FCへ移籍するものの、この度松本への完全移籍が発表された。

　そんなセルジーニョは、クラブを通してJリーグ復帰の喜びを以下のようにコメントしている。

「松本に戻って来ることができて、すごく嬉しいです。アルウィンでまたプレーができること、また皆さんに会えることを楽しみにしてます。松本山雅FCがいるべき順位に戻せるように頑張ります。 応援よろしくお願いいたします。One Soul！」
 

　この一報をつたえたクラブの公式ツイッターには、ファンから以下のような歓喜の声が続々と寄せられている。

「ありがとう山雅！ありがとうセルジーニョ！さあ、ここから巻き返すぞ」
「セルジーニョお帰りなさい」
「これはビックリです!!Jリーグに戻って来てくれてめちゃくちゃ嬉しいです！」
「大型補強！！おかえりセルジ！」
「帰って来た！救世主！！！」
「この夏一番熱いニュースでしょう」
「涙出た」
「８月以降の巻き返しに期待！！」

　前半戦苦しんだ松本は、23試合を消化し５勝７分11敗、勝点22で16位。６月21日には柴田峡前監督の解任と、名波浩新監督就任を発表していた。

　帰ってきたセルジーニョは名波新体制の救世主となれるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【2021・夏の移籍動向一覧】J１・J２・J３ 新加入、退団、監督動向まとめ