現地時間７月28日、マンチェスター・Uはフランス代表CBのラファエル・ヴァランヌの獲得でレアル・マドリーと合意したことを発表。今後はメディカルチェックと個人条件の詰めを行なう予定で、ヴァランヌは今週中にもマンチェスターに渡る予定だ。なお、マドリーも同じタイミングで退団のリリースを出している。
 
　現在28歳のヴァランヌは、2011年にレンヌからマドリーに加入。３度のラ・リーガ優勝や４度のチャンピオンズリーグ制覇などに貢献してきたが、今夏はプレミアリーグ挑戦を希望し、マンチェスター・Uやチェルシー、トッテナムなどが関心を寄せていた。その争奪戦を制したのがマンチェスター・Uだった。
 
『SKY SPORTS』など現地メディアによれば、移籍金は5000万ユーロ（約62億5000万円）で両クラブが合意。『transfermarkt』でヴァランヌは7000万ユーロ（約87億5000万円）と評価されているが、本人が強く移籍を希望したうえ、契約満了１年前だったためやや値引きされたようだ。
 

　マンチェスター・Uにとってヴァランヌは長年のターゲットで、ようやく獲得に漕ぎつけた格好。獲得決定を伝えたクラブの公式ツイートは20万以上の「いいね」が付くなど大反響で、さらに以下のようなコメントも続々と書き込まれている。
 
「ようこそ！」
「ようやく来てくれた」
「ワールドクラスのCBだ」
「素晴らしい補強」
「これで（フランス代表で同僚の）ポグバも残ってくれないかな」
「5000万ユーロはお買い得」
「サンチョにヴァランヌと今年の夏は楽しみな補強ばかり」
「夢のような補強だ」
「世界チャンピオンがきた」
「これでチャンピオンズリーグ優勝を目指せる」
「ベン・ホワイト（アーセナル移籍が濃厚）やジュル・クンデ（チェルシー移籍で交渉中）よりも圧倒的に良い」

　こうした大きな期待にヴァランヌは応えられるか。注目が集まる。
 
構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部