日本がフランス戦で警戒すべき選手は? オーバーエイジ3選手に要注意だ【東京五輪】

カテゴリ:国際大会

ワールドサッカーダイジェスト編集部

2021年07月28日

ジニャックの高い決定力は日本にとって大きな脅威に

MFサバニエ(左上)、MFトバン(右上)、FWジニャック(左下)、FWコロ・ミュアニ(右下)。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

画像を見る

 7月25日の東京オリンピック・グループステージ第2節でU-24メキシコ代表を2-1で下したU-24日本代表は、2連勝でグループAの単独トップに立っている。

 7月28日に行なわれる第3節の相手は、ここまで1勝1敗でグループ3位になっているU-24フランス代表。決勝トーナメント進出をかけたゲームで、日本が警戒すべきフランスの注目プレーヤーは以下の4人だ。

11 テジ・サバニエ(MF/モンペリエ)
 オーバーエイジ枠で招集されたリーグ・アン屈指のゲームメーカー。優れたプレービジョンと正確無比なキックを武器に攻撃を華麗にオーガナイズする。国際的な知名度は低いものの、マルセイユで対戦経験がある酒井宏樹が要注意人物に挙げるほどの実力者だ。第2節の南アフリカ戦では値千金の決勝ゴールを奪うなど勝負強さも持ち合わせている。

14 フロリアン・トバン(MF/ティグレス)
 18年ロシアW杯の優勝メンバーで、オーバーエイジ枠で参戦。右サイドからカットインしてシュートやアシストを狙うレフティーだ。ここまでは本領を発揮できていないものの、日本の守備陣が警戒すべきプレーヤーのひとり。昨シーズンまではマルセイユで酒井とチームメイトで、このオリンピックで再会を果たす。今夏はメキシコのティグレスへの移籍が決定している。
 

10 アンドレ=ピエール・ジニャック(FW/ティグレス)
 サバニエ、トバンと同じくオーバーエイジ枠でチームに加わった経験豊富な35歳のベテランCF。屈強なボディを活かしたポストプレーとパワフルなシュートが持ち味のストライカーだ。今大会は2戦目のハットトリックを含めて計4ゴールを挙げており、決定力の高さは健在。「日本との試合は決勝戦になる」とコメントするなど気合十分だ。

18 ランダル・コロ・ミュアニ(FW/ナント)
 20-21シーズンのナントで37試合に出場し、9ゴール・8アシストのキャリアハイをマークした新進気鋭のCF。187センチの長身を活かしたポストプレーに加え、セカンドトップやウイングでもプレー可能な攻撃のマルチロールだ。今大会は2試合連続でアシストを記録するなど、存在感を高めている。

 日本は第3節で敗れたとしても1点差以内の敗戦であれば、メキシコが南アフリカに勝利した場合でも決勝トーナメント進出が確定。精神的にも有利な状況でフランスとの一戦に臨む。逆にフランスが自力で突破するためには、2点差以上での勝利が条件となる。

 見逃せないグループリーグ最終戦は、7月28日の20時30分に横浜国際総合競技場でキックオフする。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

【関連記事】
明らかにバラバラだったフランス。王様ジニャクの不満解消で、日本戦では別のチームに?【東京五輪】
「男子サッカーは五輪に不必要」英紙記者が大胆提言!「重要だと思っているのはホンジュラス、韓国、開催国…」
【岩本輝雄のぶっちゃけ採点|メキシコ戦】守護神・谷は悔しい1失点も「7」。MOMの久保はほぼ無双だった
【セルジオ越後】金メダルは森保監督の手に託された。フランス戦を100%で勝ちに行くのか、決勝Tを見据えるのか…お手並み拝見だね
二枚看板のホットラインが機能! 絶好調の久保&堂安は日本をメダルへと牽引できるか?【東京五輪】

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト なでしこJに続け!
    4月10日発売
    U-23日本代表
    パリ五輪最終予選
    展望&ガイド
    熾烈なバトルを総力特集
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 世界各国の超逸材を紹介!
    4月18日発売
    母国をさらなる高みに導く
    「新・黄金世代」大研究
    列強国も中小国も
    世界の才能を徹底網羅!!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVo.40
    1月12日発売
    第102回全国高校選手権
    決戦速報号
    青森山田が4度目V
    全47試合を完全レポート
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ