「ペドロ・ハウル選手に収まったところからスピードある攻撃を見せていた」
柏レイソルに武藤雄樹が加入した。果たして、新戦力アタッカーはチームにどんな効果をもたらしてくれるのか。
チームにフィットしていくうえで、武藤はまず、柏の戦い方について口を開いた。
「レイソルはしっかり戦う。そこを強調している。今日の練習でもこれからしっかり戦っていこうと言っていました。そういう部分がベースにある。
僕はすべての試合を見ているわけではないですけど、ここ最近の試合を見れば、ペドロ・ハウル選手に収まったところからスピードある攻撃を見せていた。そういう部分は特長としてあるかなと思っています」
チームにフィットしていくうえで、武藤はまず、柏の戦い方について口を開いた。
「レイソルはしっかり戦う。そこを強調している。今日の練習でもこれからしっかり戦っていこうと言っていました。そういう部分がベースにある。
僕はすべての試合を見ているわけではないですけど、ここ最近の試合を見れば、ペドロ・ハウル選手に収まったところからスピードある攻撃を見せていた。そういう部分は特長としてあるかなと思っています」
東京五輪による中断前最後のゲームとなった鹿島戦、柏は3-4-2-1のシステムを採用。このフォーメーションに武藤を入れるなら、シャドーが主戦場となるだろう。
期待が高まるのは強力3トップの形成だ。CFのP・ハウルと、シャドーのもうひとり、クリスティアーノは調子を上げていて、この両ブラジル人と好連係を築けば、効果的なアタックを繰り出せそう。武藤も攻撃のイメージを膨らませる。
「やはり前に収まる選手(=P・ハウル)がいればその下の選手はすごく動きやすい。そこにどんどん絡んでいけたらいい。
もっと2列目の選手がボールを引き出せたら、より良い攻撃ができると見ていて感じた。ボールを引き出すところは僕の良さのひとつ。そういったところで、攻撃のリズムを作れたらと感じています」
確かにバイタルエリアで後方からパスを引き出し、得点につなげていくプレーは柏に欠けていた部分でもある。武藤がコメントどおりの働きをできれば、P・ハウルやクリスティアーノを生かせるはずだ。
味方を生かすだけでなく、もちろん得点も求められる。そのためにはコンビネーションの構築も必要になるが、武藤の豊富な経験を考えれば大きな問題にはならないだろう。
これから武藤は柏でどんな活躍を見せてくれるのか。味方を生かし、チームメイトに生かされる相乗効果を期待したい。
取材・文●志水麗鑑(サッカーダイジェスト編集部)
期待が高まるのは強力3トップの形成だ。CFのP・ハウルと、シャドーのもうひとり、クリスティアーノは調子を上げていて、この両ブラジル人と好連係を築けば、効果的なアタックを繰り出せそう。武藤も攻撃のイメージを膨らませる。
「やはり前に収まる選手(=P・ハウル)がいればその下の選手はすごく動きやすい。そこにどんどん絡んでいけたらいい。
もっと2列目の選手がボールを引き出せたら、より良い攻撃ができると見ていて感じた。ボールを引き出すところは僕の良さのひとつ。そういったところで、攻撃のリズムを作れたらと感じています」
確かにバイタルエリアで後方からパスを引き出し、得点につなげていくプレーは柏に欠けていた部分でもある。武藤がコメントどおりの働きをできれば、P・ハウルやクリスティアーノを生かせるはずだ。
味方を生かすだけでなく、もちろん得点も求められる。そのためにはコンビネーションの構築も必要になるが、武藤の豊富な経験を考えれば大きな問題にはならないだろう。
これから武藤は柏でどんな活躍を見せてくれるのか。味方を生かし、チームメイトに生かされる相乗効果を期待したい。
取材・文●志水麗鑑(サッカーダイジェスト編集部)