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【2015インターハイ】代表校レポート|全国屈指のタレントを揃える大津が悲願の全国制覇に挑む!

カテゴリ:高校・ユース・その他

安藤隆人

2015年06月05日

Jスカウト陣が注目する野田と一美が攻守の軸。

大津/所在地:熊本県菊池郡大津町大津1340 創立:1922年 創部:1947年 総体最高成績:準優勝(2014年) 主なOB:谷口彰悟、車屋紳太郎(ともに川崎)、植田直通、豊川雄太(ともに鹿島)など

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 昨年のインターハイ準優勝校は、安定した戦いぶりで県5連覇を達成した。
 
 今年のチームも実力は間違いなく全国トップクラス。タレントの質では、ナンバーワンと言っても良いかもしれない。Jのスカウト陣が総じて注目するCB野田裕喜とFW一美和成のU-18日本代表コンビが、攻守の軸となる。
 
 ふたりともJ2熊本の特別指定選手であり、野田はすでに昨年Jデビューを果たし、今季は4試合に出場。うちスタメンが3試合で、いまや熊本の主軸を脅かす存在になっている。一美も昨年、CBからFWに転向して才能がさらに開花。ともにこの世代を代表する選手に成長している。
 
「野田、一美の存在はもちろん大きいが、ここに来て原岡、吉武、河原あたりがだいぶ伸びてきている」と、平岡和徳監督が語ったように、1トップの一美の後方に位置する吉武莉央、左MF原岡翼、ボランチの河原創が高い技術と豊富な運動量で、バイタルエリアを活性化。熊本国府との決勝戦では、原岡が2ゴールを挙げるなど存在をアピールした。
 
 守備面でもGK前田勇矢、野田とコンビを組むCB眞鍋旭輝が成長し、最終ラインに安定感をもたらしている。特に前田は中学時代に一度GKを辞めてFWに転向し、昨年FWとして大津にやってきた。だが、GKのポジションが固まらなかった今年、平岡監督は彼にGKへの再転向を薦めると、184センチの高さと反応の速さ、正確なキックを武器に、あっという間に守護神の座に定着。そんな変わり種の選手だ。実践を積むごとに安定感を増しており、今では不動の守護神として君臨している。
 
 前田の他にもボランチの石坂竜哉、MF杉山直宏と2年生にも伸びシロのある選手が揃っており、夏までに一気に台頭する可能性も十分にある。
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