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「次はもうメダルしかない」吉田麻也が語る3度目の五輪。「一番のカギ」はコンディショニング

カテゴリ:日本代表

サッカーダイジェストWeb編集部

2021年07月06日

若い選手たちを「うまく先導できればと思う」

東京五輪では背番号「5」をつける吉田。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

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 東京五輪を戦うU-24日本代表にオーバーエイジとして参加する吉田麻也は7月5日、オンライン上で取材に応じ、本大会への道筋を示した。

「(五輪に向けて)何が足りないかは正直分かりません。ですが、何をやらないといけないかは常に考えています」と語る吉田は、日本が目標とする金メダル獲得に必要なことをこう打ち明けた。

「選手たちの実力もあるし、欠点もそうはないと思うので、やはりコンディショニングを整えていくことが一番のカギになると思っています」

 そう語る背景には、シーズン終了後に短いオフを経て五輪を戦う海外組、シーズン真っただ中で本大会に臨む国内組に加え、現在アジア・チャンピオンズリーグを戦う相馬勇紀、瀬古歩夢、三笘薫、旗手怜央らACL組の存在がある。

 それぞれの立場や状況が違うなかで、「どんなに良い準備してもコンディショニングが悪いとどうしようもない」と自身の2008年の北京と、2012年ロンドンのふたつの五輪出場経験を明かした。
 
 吉田が「一瞬だった」という北京五輪では勝点0のままグループリーグで敗退した一方、オーバーエイジで出場したロンドン五輪では初戦でスペインを下して4位に入った。当時のことは「勝ち上がれば、選手にとって大きな経験になる」と振り返る。

「3回も出られるのは本当に幸運だと思っています。仲間に加えてくださったスタッフと選手のみんなには感謝の気持ちでいっぱいですけど、感謝するだけじゃなくて結果で恩返しがしたい。前回のロンドンは4位だったので、次はもうメダルしかない。そのために自分とほかの2人が、オーバーエイジとして呼ばれたと思っています」

 明暗分かれたふたつの経験を持つ吉田は、「サッカーキャリアのなかで最高の大会だったとみんなが感じられるような大会にしたい。そのためには強く要求もするし、お互いに高め合う必要もある」として、「若い選手はこの期間に気持ちの乱れやコンディショニングのバラつきが生まれる。うまく先導できればと思う」と東京五輪への想いを語った。

 日本代表キャプテンを務める吉田は五輪で3度目の正直となるメダルを獲得できるか。U-24日本代表の挑戦は7月22日のU-24南アフリカ代表戦で開幕する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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