【ACLプレビュー|G大阪】前線のタレントは豊富だが機能性と連動性は未知数。GS突破の鍵は守備陣の安定

カテゴリ:国際大会

下薗昌記

2021年06月24日

試合展開に応じて4バックの採用も

G阪の予想フォーメーション

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 Jリーグでは最多出場回数を誇るガンバ大阪が、かつて戦い慣れたアジアの舞台に戻ってきた。

 4年ぶり10回目となるACL出場は、昨年のJリーグで2位に躍進したことで手にした切符だが、チームは今季思わぬ低迷に苦しんでいる。新型コロナ感染の影響もあって3月には活動が休止。リーグ戦では苦しい戦いが続き、5月には宮本恒靖監督を電撃解任したが、新たに率いる松波正信監督のもとで立て直しに取り組んでいる最中だ。

 もっとも、「リーグ戦とは別の大会。今のJリーでの状況もあるが、 ACLは我々が目指すべきところだと思っている」と指揮官は2008年以来、2度目の優勝を視野に入れている。

 15年はベスト4に進出したものの、16年と17年はグループステージでまさかの敗退。年々、底上げがなされているアジアの戦いの難しさを身を以て知っているG大阪だが、10回目の出場となる今大会は「未知の領域」での戦いだ。

「セントラル開催は初めて。その難しさはあるので集中しないと、目先の目標を達成できない」と18年に鹿島で優勝経験を持つ昌子源が話すように、第3国でのセントラル開催は、G大阪にとって初。16日間で6試合という過酷な日程を戦ううえで、松波監督が強調するのは「連戦で色々な選手が出ることになる」という総力戦での戦いだ。

 直近のリーグ戦は2勝1分と復調傾向にあるが、松波監督は連戦で中盤から前線にかけてターンオーバーに近い形を採用してきた。今大会も基本布陣は3-4-2-1が濃厚だが、ACLからの帰国後は「超過密日程」が待ち受けるだけに、ACLではグループステージ突破と同時に、Jリーグでの連戦を想定したメンバー構成を送り出すはずだ。

 また大会前に戦った天皇杯2回戦では負傷離脱していた藤春廣輝や小野裕二も戦線復帰。松波監督は試合展開に応じて4バックの採用も視界に入れている。
 
 豊富な前線のタレントを抱えるも、いまだ機能性と連動性は未知数のG大阪。それだけにグループステージ突破に向けて鍵を握るのは守備陣の安定である。

 最後尾の東口順昭にとっては15年のベスト4が最高成績だが、近年の安定感は当時を上回る。そして過酷なACLで頂点に上り詰めた経験を持つ昌子とキム・ヨングォンを擁する最終ラインの経験値は、Jリーグとは異なる難しさを持つACLを戦ううえで大きな武器になるだろう。
 
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