【数字が語るEURO2020優勝候補の「切り札」オランダ代表編】なにかと気の毒な出来事が重なって……。

カテゴリ:国際大会

手嶋真彦

2021年06月13日

EURO2016と、2018年のW杯は予選で姿を消す

ブラジルW杯以来、7年ぶりに主要大会へ戻ってきたオランダ。その実力やいかに。(C)Getty Images

画像を見る

「今回のオランダって本当に強いの?」
「そこだよね。優勝候補8か国の中では、ちょっと見劣りしているような……」
 
 たしかに国際主要大会の出場自体、2014年のワールドカップ以来だ。EURO2016と2018年のW杯は予選で姿を消している。
 
「ただね……、いろいろと気の毒ではあるんです」
 
 横から割り込んできたのは、またしても数字だ(もちろん架空の会話です。全編、肩の力を抜いてお読みいただけると幸いです)。いったい数字は、オランダのどこに同情しているというのだろうか。気になってきたので、話の続きに耳を傾けるとするか――。
 

 
 EURO2020が1年遅れでついに開幕した。それはそうと、なぜ「数字」がしゃしゃり出てきたのか、企画の趣旨をかいつまんで説明すると――。
 
・EURO2020の優勝候補は8か国(と言われている。とりあえずそこは疑わない)。
・ワールドカップやEUROの歴史を紐解くと、意外なヒーローや彗星のごとく出現したラッキーボーイも大会の行方を決定づける切り札となってきた。
・それならば大会をより楽しむために、優勝候補8か国の誰もが知っている切り札(ポルトガルならクリスチアーノ・ロナウド)を踏まえつつ、意外なヒーローやラッキーボーイの候補者たち、すなわち隠れた切り札にもなりえる選手を予想しておこう。
・予想は数字に重きを置く。
・具体的には個人勝率の比較を用いることにする。
・遠い過去まで遡りすぎると最近の実情から離れてしまいかねないので、各国とも直近30試合を分析対象とする。そのうえでEURO2020エントリーメンバー1人ひとりの①出場した試合の勝率、②出場しなかった試合の勝率(不在時勝率)を当該国内で比較する。
・原則的には個人勝率の高い選手、不在時勝率の低い選手の中から、隠れた切り札の候補者を探し出す。
・データの精度を高めるために、親善試合は分析対象の直近30試合からすべて除外する。
・同じ狙いでUEFA加盟国のFIFAランク下位15か国(いわゆる弱小国)との対戦も、分析対象からすべてカットする。
・実際に勝率を比較してみると、意外な発見がいくつもあった(オランダ代表メンバーの個人勝率一覧はこちら詳しい企画趣旨はこちら)。
【関連記事】
【EURO出場国紹介|オランダ】ファン・ダイク欠場は痛手も、若手の台頭で“不気味な存在”
【数字が語るEURO2020優勝候補の「切り札」 ポルトガル代表編】浮かび上がるのはC・ロナウド不要論?
【数字が語るEURO2020優勝候補の「切り札」イタリア代表編】新鋭バストーニとラスパドーリの登用がカギを握る?
【数字が語るEURO2020優勝候補の「切り札」ベルギー代表編】デ・ブルイネにもルカクにも誰にも依存していない?
【数字が語るEURO2020優勝候補の「切り札」イングランド代表編】ケイン、スターリング、ラッシュフォード、あるいは?

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト Jリーグ恒例企画
    1月26日発売
    2023年度版
    J1&J2全40クラブ
    戦力充実度ランキング
    各スカッドの期待度は?
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト まもなく再開のCLを特集!
    2月2日発売
    完全保存版
    チャンピオンズリーグ全史
    激闘の記憶を徹底網羅
    最新ベスト16展望も!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVol.38
    1月13日発売
    岡山学芸館が初優勝!
    第101回高校選手権
    決戦速報号
    全47試合を完全詳報
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ