FA女子スーパーリーグ（WSL）のアストン・ビラでのシーズンを終えた岩渕真奈は６月２日、自身のインスタグラムを更新し、「とりあえず楽しいです」と近況を報告した。

　2005年に日テレ・メニーナに入団した岩渕は、14歳の時にトップチームの日テレ・ベレーザ（当時）に２種登録され、なでしこリーグに出場。翌08年にトップチームへ昇格すると同年のリーグ新人賞を獲得した。その後は欧州へと渡り、2013年から14年まではホッフェンハイム（ドイツ）、14年から17年３月まではバイエルン（ドイツ）に在籍。同年７月に日本へ帰国し、INAC神戸レオネッサでプレー。昨年12月に再び渡欧しアストン・ビラに渡っていた。

　日本代表としても各年代でエースとして活躍すると、2010年に16歳でA代表初招集され、その後長らくなでしこジャパンでプレー。今夏の東京五輪でもエースとしての活躍が期待されている。

　そんな岩渕は、自身のインスタグラムを更新し、ベレーザの後輩で３歳年下の清水梨紗と土光真代との満面の笑みの３ショット写真を投稿。久々にベレーザのグラウンドで過ごしていることを以下のように報告した。

【画像】「インナーカラーも超絶可愛い」岩渕真奈が投稿した後輩なでしことの３ショット！
 

「19歳でドイツに移籍してから久しぶりにヴェルディグランドに帰ってきました！小さい時から通ってたグランド。小さい時にお世話になってたコーチ達。小さい時から一緒にやってた選手達。帰って来れる場所がある事ってとっても幸せだなーと。

　INACファンの皆さんから複雑ですってコメントが来たけどもちろんINACもホームですよ!!とりあえず楽しいです。がんばりまーす」

　この投稿にファンも反応し、「帰れる場所であり、世界へ飛び立てる場所」「複雑です」「楽しそうですね」「ベレーザぶっちー懐かしー！！！」「可愛かっこいい」「お帰りなさい！いつかはやっぱりベレーザのユニを再び着て欲しい！」などのコメントが。

　また、先月WSLのアーセナルへの移籍も発表されており、「アーセナルへようこそ！」「アーセナルファミリーは最高だ！」など新天地のファンからも歓迎の声が寄せられている。

　アーセナルは今季リーグを３位で終え、女子チャンピオンズ・リーグ出場権を獲得している。今夏の東京五輪、その後に挑戦するCLと勝負の一年を迎える岩渕は、自身の原点とも言えるヴェルディグラウンドで新たなシーズンをスタートさせた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部