J２リーグは５月16日、各地で第14節の５試合を開催。FC町田ゼルビアが、首位を走るアルビレックス新潟に今季初黒星をつけた。
 
　６位・町田はホームに今季無敗の新潟を迎えた。大一番で町田は、開始わずか１分に三鬼海の今季初弾で先制。さらに勢いそのままに、11分にもクロスに右足で合わせた太田修介がネットを揺らす。62分には１点を返されたものの、リードを守り抜いた町田が２-１で勝ち切り価値ある勝点３を手にした。この結果、新潟が今季14試合目にして初の敗戦。町田は９節でもFC琉球に今季初黒星をつけており、その再現を果たした格好だ。
 
　３位の京都サンガF.C.対７位の水戸ホーリーホックの一戦は、１-０で京都が勝利を収めた。24分、右サイドからのグラウンダーのクロスに反応して走り込んだ福岡慎平のシュートが決まり、ホームチームが先手を取る。その後もボール握り、試合を優位に進めた京都がウノゼロ勝利で９試合負けなしと好調を維持している。
 
　そのほか、モンテディオ山形は林誠道のゴールを最後まで守り切り、愛媛FCを相手に１-０で３試合ぶりの白星。大宮アルディージャ対ファジアーノ岡山は、お互いに１点が遠くスコアレスドロー。東京ヴェルディは山下諒也と佐藤凌我の得点で、２-０とギラヴァンツ北九州を下している。
 

　14節（２日目）の試合結果は以下の通り。

山形 １-０ 愛媛
大宮 ０-０ 岡山
京都 １-０ 水戸
東京V ２-０ 北九州
町田 ２-１ 新潟

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

J２リーグ 順位表