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強力助っ人合流に続き、イニエスタが復帰! 神戸の最終形態は“えげつない”ドリームチームの誕生か?

カテゴリ:Jリーグ

白井邦彦

2021年05月02日

ビジャ、ポドルスキを擁した2019年に見劣りしない布陣に

神戸の中盤、前線を構成する面々。写真は左上から時計回りに、古橋、イニエスタ、山口、リンコン、サンペール、マシカ。写真:サッカーダイジェスト

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 5月1日に行なわれたJ1リーグ12節で、ヴィッセル神戸が10年ぶりにホームでサンフレッチェ広島を破った。神戸にとっては歴史的な一戦と言える。スコアは3−0。うち2点を日本代表・古橋亨梧が挙げ、今季9得点でJ1得点ランキング1位タイに浮上した。またベルギー代表のトーマス・フェルマーレンが7試合ぶりに復帰し、年代別ブラジル代表のリンコンも途中出場。何かと話題の多いゲームとなった。

 その中で最も注目を集めたのは、やはりアンドレス・イニエスタの復帰だろう。昨年12月10日のアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)準々決勝・水原戦で右太ももを痛めてから実に142日ぶりにピッチに戻ってきた。

「本当に幸せな気持ち。チームメイトとともにピッチでプレーできることが何よりも嬉しいですし、長いリハビリの努力が実ったかなという気持ちです」
 自らの復帰戦をそう感慨深げに語った。
 
 イニエスタ復帰が何を意味しているのか――。ざっくり言えば“ドリームチーム”の始まりである。ケニア代表のアユブ・マシカ、リンコン、イニエスタの3選手はまだコンディションを上げていく段階とはいえ、これで離脱中のドウグラス以外の外国籍選手は揃ったことになる。ダビド・ビジャ、ルーカス・ポドルスキを擁した2019年に見劣りしない、まさに豪華布陣だ。

 フォーメーションは現行の4-4-2から少しアレンジが加わると思われる。広島戦ではイニエスタの投入後に4-2-3-1気味に変更している。“気味”とする理由は、イニエスタのポジションはあって無いようなもので、状況に合わせてトップ下やボランチ、時には最後尾に下がってプレーすることもあるからだ。いわゆるフリーマンである。

 昨年のACLでは4-4-2を基本に、イニエスタの動きに合わせて山口蛍や郷家友太らが守備面のカバーリングなど、気の利いたポジショニングでリスクを回避していた。イニエスタ復帰後のこれからは、同じようなチーム作りになると考えられる。
 
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