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「死んでやろうかと…」J1初出場、大分のGKポープ・ウィリアムが母親と乗り越えてきた“知られざる苦労”を明かす

カテゴリ:Jリーグ

サッカーダイジェストWeb編集部

2021年04月27日

「小学生の練習に頭を下げていれてもらったことも」

大分のGKポープ・ウィリアム(写真中央)が、これまで母親と歩んできた苦労の道のりを明かした。(C)SOCCER DIGEST

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 浦和レッズ戦でJ1初出場を果たした大分トリニータのGKポープ・ウィリアムが、自身の『note』で苦労の連続だったこれまでの道のりと、母親への感謝を赤裸々に綴った。

 東京ヴェルディの下部組織出身のポープ・ウィリアムは、2013年にトップチームへ昇格し、プロキャリアをスタート。その後、FC岐阜や川崎フロンターレ、大分を渡り歩いたが、いずれのクラブでもレギュラーの座を奪うことができなかった。

 それでも、昨シーズンはファジアーノ岡山で開幕戦から先発出場を果たし、J2で40試合に出場。キャリアで初めて正守護神の座を掴むと、今季からJ1の大分へ2年ぶりに復帰した。そして、4月25日に行なわれた11節・浦和戦(●2-3)でスタメンに名を連ね、プロ9年目でついにJ1初出場の夢を叶えた。

 ポープ・ウィリアムは試合後、自身のnoteで「J1デビュー。母への感謝」と題し、過去を振り返りつつ、育ててくれた母親への感謝など、長文で思いを綴った。
 
「プロ9年目でようやくこの舞台にたてました。諦めなくて本当に良かった。僕は這い上がった。プロに入ってから、小学生の練習に頭を下げていれてもらったことも、女子中学生と一緒に練習した時期もある。恥ずかしくて、悔しくて、情けなくて死んでやろうかと思ったこともあった。それでもここまで這い上がってきた。僕のことを諦めてバカにした人達を見返したかった」

 また、試合出場が決まったことをいち早く伝えたのは、「借金を返しながら僕と姉をたった1人でここまで育ててくれた」という母親であると明かし、歩んできたエピソードを交えながら感謝を綴っている。

 そして最後には、「諦めなければいつか必ず良いことがある。僕がこれから証明してみせます」と意気込み、投稿を締めくくった。

 ポープ・ウィリアムが日本のトップリーグ出場を掴むまでの、知られざる苦労の道のり。投稿を見たファンはSNS上で、「泣けました」「お母さん強い方だね」「お母さん、お姉さんに幸あれ」「ともに頑張ろう!」といったコメントを寄せるなど、大きな反響を呼んでいる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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