前半だけで5点のリードを奪う
[国際親善試合]日本7-0パナマ/4月11日(日)/国立競技場
日本女子代表(なでしこジャパン)は4月11日、国際親善試合でパナマ女子代表と対戦。7ー0で勝利を収めた。なお、2019年に開場した新国立競技場で、代表カテゴリーの試合が行なわれるのは初だった。
日本はお馴染みの4-4-2システムを採用。3日前に仙台で行なわれたパラグアイ戦(7-0で勝利)から高倉監督はスタメン5人を変更した。
GKに山下杏也加、DFは右から清水梨紗、宝田沙織、高橋はな、北村菜々美。ボランチにキャプテンの中島依美と林穂之香、右サイドハーフは籾木結花が、左サイドハーフにはパラグアイ戦は未合流だった長谷川唯が入った。2トップは昨季のなでしこリーグ得点王とMVPをダブル受賞した菅澤優衣香とエースの岩渕真奈が組んだ。
立ち上がりこそパナマの圧力を受けたものの、日本はすぐさまペースを握り返す。中島、林というボランチコンビがバランスを取りながら、菅澤と岩渕の2トップの推進力を生かして攻撃を展開していった。
8分、岩渕がエリア内にドリブルで進入してシュートを放つ。これはGKに止められたものの、そのこぼれ球に反応した菅澤がネットを揺らし、先制に成功する。
さらに16分には、菅澤のパスを受けた右SBの清水が巧みなまたぎフェイントでDFをかわして豪快なシュートを突き刺した。
32分には長谷川が華麗なループシュートを見せ、42分にエリア内に抜け出した菅澤が自身2点目。45分に籾木がこぼれ球を押し込んで、前半のみで5点のリードを奪った。
日本女子代表(なでしこジャパン)は4月11日、国際親善試合でパナマ女子代表と対戦。7ー0で勝利を収めた。なお、2019年に開場した新国立競技場で、代表カテゴリーの試合が行なわれるのは初だった。
日本はお馴染みの4-4-2システムを採用。3日前に仙台で行なわれたパラグアイ戦(7-0で勝利)から高倉監督はスタメン5人を変更した。
GKに山下杏也加、DFは右から清水梨紗、宝田沙織、高橋はな、北村菜々美。ボランチにキャプテンの中島依美と林穂之香、右サイドハーフは籾木結花が、左サイドハーフにはパラグアイ戦は未合流だった長谷川唯が入った。2トップは昨季のなでしこリーグ得点王とMVPをダブル受賞した菅澤優衣香とエースの岩渕真奈が組んだ。
立ち上がりこそパナマの圧力を受けたものの、日本はすぐさまペースを握り返す。中島、林というボランチコンビがバランスを取りながら、菅澤と岩渕の2トップの推進力を生かして攻撃を展開していった。
8分、岩渕がエリア内にドリブルで進入してシュートを放つ。これはGKに止められたものの、そのこぼれ球に反応した菅澤がネットを揺らし、先制に成功する。
さらに16分には、菅澤のパスを受けた右SBの清水が巧みなまたぎフェイントでDFをかわして豪快なシュートを突き刺した。
32分には長谷川が華麗なループシュートを見せ、42分にエリア内に抜け出した菅澤が自身2点目。45分に籾木がこぼれ球を押し込んで、前半のみで5点のリードを奪った。
後半になっても日本の優位は変わらない。どうにか前に出ようとするパナマの勢いを冷静な守備で削いでいった。
56分には、長谷川から岩渕へとつないで左サイドを突破すると、クロスに頭で合わせた菅澤がハットトリックを達成した。
その後、59分に岩渕、菅澤、籾木に代え、宮川麻都、杉田妃和、木下桃香を投入した日本は、61分に杉田の鋭いドリブルシュートで突き放す。
65分以降はゴール前を固める相手を崩し切れない場面もあったものの、結果的に7-0の大勝。
一方で相手のシュートを浴びたのは53分の1本のみ。体格の大きな相手と対峙しても守備の綻びがほとんど見られなかった。
五輪イヤー最初の強化試合2試合は、計14得点で連勝。幸先の良いスタートとなった。
取材・文●多田哲平(サッカーダイジェスト編集部)
56分には、長谷川から岩渕へとつないで左サイドを突破すると、クロスに頭で合わせた菅澤がハットトリックを達成した。
その後、59分に岩渕、菅澤、籾木に代え、宮川麻都、杉田妃和、木下桃香を投入した日本は、61分に杉田の鋭いドリブルシュートで突き放す。
65分以降はゴール前を固める相手を崩し切れない場面もあったものの、結果的に7-0の大勝。
一方で相手のシュートを浴びたのは53分の1本のみ。体格の大きな相手と対峙しても守備の綻びがほとんど見られなかった。
五輪イヤー最初の強化試合2試合は、計14得点で連勝。幸先の良いスタートとなった。
取材・文●多田哲平(サッカーダイジェスト編集部)