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【J1展望】1stステージ・9節|浦和-G大阪|リベンジ? 首位奪取? 天王山、埼スタが熱く燃える。

カテゴリ:Jリーグ

サッカーダイジェスト編集部

2015年05月01日

浦和――興梠は切り札。不安定な相手の守備を、ズラタンが中心となって崩したい。 G大阪――宇佐美がエムボマ超えの7試合連続ゴールなるか。

故障者/浦和=石原 G大阪=岩下、米倉、オ・ジェソク、内田達、明神、西野
出場停止/浦和=なし G大阪=なし

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J1リーグ 1stステージ・9節
浦和レッズ ガンバ大阪
5月2日(土)/14:00/埼玉スタジアム2002
 
浦和レッズ
リーグ成績(8節終了時):1位 勝点20 6勝2分0敗 12得点・4失点
 
【最新チーム事情】
●出場に意欲を示す興梠はスーパーサブか。
左WBに宇賀神が復帰。
●昨季のリベンジへ、5万人を超えるサポーターが後押し!
 
【担当記者の視点】
 第1ステージ折り返しの9節、2位のG大阪とまさに「天王山」を迎える。まず、優勝へあと1勝と王手を懸けながら優勝を逃した昨季32節の悪夢を果たして払拭したいところ。ペトロヴィッチ監督も「痛い思い出が蘇る一戦。自然とリベンジへのモチベーションが上がる」と息巻く。
 
 前節の甲府戦を出場停止で欠場した宇賀神の左WBでの復帰が確実。横浜と名古屋戦の先発メンバーに戻すことが予想される。一方、負傷明けの興梠はスタートからの出場は難しそう。ただし本人は「ガンバ戦を目指して準備してきた」と意欲を示しており、切り札としてスタンバイすることになりそうだ。
 
 昨季のリーグ戦、今季のゼロックスカップとも、ボールを支配しながらカウンターに沈む負け方が続いており、中盤の要である柏木は「相手にボールを持たせて、こっちがカウンターを狙うくらいでもいい」と語る。必ずしもポゼッションに依らない「実質的な主導権争い」にも注目したいところ。
 
 G大阪の最終ラインは主力ふたりが欠場する見込みとあって、序盤から攻めるのも手か。昨季32節は興梠不在が響いたが、今回はズラタンが次第に前線の柱として存在感を示してきているだけに、ゴールが生まれれば、チームとしても、個人としても勢いをつけそう。
 
 注目の一戦とあって、すでにチケットは5万枚が売れている(当日券の販売もある)。今度こそレッズサポーターの大きな声援の後押しを受けて、ホームで5か月前の借りを返し、ライバルに力の差を示したい。
 
 
ガンバ大阪
リーグ成績(8節終了時):2位     勝点19  6勝1分1敗 15得点・7失点
 
【最新チーム事情】
●宇佐美がクラブ新記録の7試合連続弾に挑む。
●新潟戦で負傷交代した米倉の欠場が濃厚。
●DF陣は怪我人続出で、小椋が代役で右SBに入る見込み。
 
【担当記者の視点】
 06年の最終節を最後に、リーグ戦のアウェーで浦和には黒星を喫していない。その時、浦和にタイトルを明け渡したが、以降、G大阪はその“悪夢”を払拭するかのように、埼スタで4勝3分と無敗を続けている。奇しくも当時と同じ順位で因縁の一戦を迎える。
 
 最大の注目はクラブ新記録の“7試合連続ゴール”が懸かった宇佐美だろう(6試合連続はエムボマと並ぶ)。連戦による疲労もあり、前節の松本戦は70分に退いたが、ここ一番での決定力とチャンスメイク力は群を抜く。この男なくしてG大阪の攻撃は成り立たないほどで、当然、今回の天王山でもキーマンとなる。
 
 とはいえ、米倉が前節に負傷交代し、さらに岩下、オ・ジェソクなど最終ラインの主力も怪我で不在。緊急処置として、ボランチの小椋が右SBで起用される見込みだが、最終ラインの連係や守備の強度には一抹の不安が残る。とりわけサイドの攻防で後手に回ると苦しくなるだけに、右サイドのバランスには細心の注意を払いたい。
 
 現在、リーグ戦6連勝中(公式戦8連勝中)と結果は申し分ないが、内容に目を向けると、ここ数試合は「苦しみながら勝ち切った」という状態。怪我人が相次いでいる状況だけに浦和戦も厳しい戦いになる。ただ要所で個々が力を発揮し、“終わってみれば勝利”というG大阪の強みとも言えるような展開に持ち込みたい。

【PHOTO】浦和レッズ×ガンバ大阪の激闘史
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