観客を入れて開催したいという両クラブの意向によって延期
現地時間4月3日、コロナ禍で約1年の延期となっていた2019-2020シーズンのコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)の決勝、アスレティック・ビルバオ対レアル・ソシエダがエスタディオ・オリンピコ・セビージャで開催された。
バスクのライバル対決となったこのファイナルは、何とか観客を入れて開催したいという両クラブの意向によって延期となっていたが、結局コロナが収束しなかったため、無観客試合となった。
立ち上がりからソシエダがボールを保持し、ビルバオが受ける展開となるが、両チームとも慎重な戦いに終始し、なかなかチャンスを作り出せない。
ビルバオは32分、セットプレーから元ソシエダのイニゴ・マルティネスが強烈なシュートを放つが、元ビルバオのGKレミロの好セーブに防がれた。
試合が動いたのは、63分だった。ポルトゥがI・マルティネスに倒されて得たPKをエースのオジャルサバルが冷静にゴール右隅に決めて、ついに均衡を破る。
この値千金の1点を組織的な守備で守りきったソシエダが、1986-87シーズン以来、33季ぶりの戴冠を果たした。
一方、攻撃の形が作れず宿敵の前に涙をのんだビルバオは、4月17日に開催される今シーズンのコパ・デル・レイ決勝でバルセロナを破り、この悔しさを晴らせるか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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バスクのライバル対決となったこのファイナルは、何とか観客を入れて開催したいという両クラブの意向によって延期となっていたが、結局コロナが収束しなかったため、無観客試合となった。
立ち上がりからソシエダがボールを保持し、ビルバオが受ける展開となるが、両チームとも慎重な戦いに終始し、なかなかチャンスを作り出せない。
ビルバオは32分、セットプレーから元ソシエダのイニゴ・マルティネスが強烈なシュートを放つが、元ビルバオのGKレミロの好セーブに防がれた。
試合が動いたのは、63分だった。ポルトゥがI・マルティネスに倒されて得たPKをエースのオジャルサバルが冷静にゴール右隅に決めて、ついに均衡を破る。
この値千金の1点を組織的な守備で守りきったソシエダが、1986-87シーズン以来、33季ぶりの戴冠を果たした。
一方、攻撃の形が作れず宿敵の前に涙をのんだビルバオは、4月17日に開催される今シーズンのコパ・デル・レイ決勝でバルセロナを破り、この悔しさを晴らせるか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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