柏――好循環のなか、フルメンバーで臨む。 清水――調子が上向きつつある攻撃で突破口を見出したい。
J1リーグ・9節
柏レイソル – 清水エスパルス
5月2日(土)/16:00/日立柏サッカー場
柏レイソル
リーグ成績(8節終了時):7位 勝点11 3勝2分3敗 14得点・12失点
【最新チーム事情】
●直近の公式戦3試合は全北、鳥栖、川崎と力のある相手に2勝1分。
●前節は小林、前々節は秋野と、若い選手の働きがチームを活性化させる。
●5月6日のACLでは大幅な選手の入れ替えが予想されるため、今節はフルメンバー起用が濃厚。
【担当記者の視点】
前節は好調の川崎に対し、真っ向勝負を仕掛けて4-1という快勝を収めた。
7節の鳥栖戦では、ACL・全北現代戦の激闘も影響して選手個々の動きには重さを感じさせたが、それでも主力を代わる代わる休ませながら戦う吉田監督の采配が奏功。ある程度のコンディションを保ちながら、文字どおり「総力戦」でこの連戦をこなしている。
好パフォーマンスでチームを牽引する工藤壮人、武富孝介、加えて秋野央樹や小林祐介といった若手も監督の起用に応えるプレーを見せており、チーム内にも良い循環が生まれている。また、ゴールデンウィークの連戦真っ只中ではあるが、6日に行なわれるACLのビン・ズオン戦はすでにグループステージ首位通過を決めているため、多くの主力を温存すると見られており、そうした点を踏まえれば今節の清水戦はフルメンバーで戦うことが予想される。
清水エスパルス
リーグ成績(8節終了時):16位 勝点5 1勝2分5敗 10得点・15失点
【最新チーム事情】
●山形戦で連敗を5で止めるも、終了間際の9分間でまさかの3失点。
●試合後にはサポーターから容赦ないブーイングが飛び、チームバスも囲まれる。
●結果こそ出ていないが、大榎監督の手腕を疑うような雰囲気は出ていない。
【担当記者の視点】
山形戦では3-0とリードを奪いながら、85分からの9分間で3点を失い、まさかの引き分け。1点を取られてからの慌てぶりには、選手たちの余裕のなさ、自信のなさが顕著に表われていた。
カルフィン・ヨンアピン(左腿の筋肉張り)、犬飼智也(右膝内側側副靭帯損傷)、三浦弦太(右足首捻挫)とDF陣に故障者が多く、個々が局面で敗れて失点につながるシーンが多い。ただ、過去の敗戦を振り返れば、後半に入って前線からのプレッシャーが効かなくなり、チーム全体のリズムが崩れた。全員が連動したコンパクトな守備を、90分間心掛けたいところだ。
結果は出ていないものの、チーム内には大榎監督の手腕を疑うような雰囲気は出ていない。メンバーやシステムを試行錯誤しながら戦っているなか、前節の山形戦では、今季初めてセットプレーから得点を挙げた。八反田康平が復帰してキッカーとなり、正確なボールを供給。P・ウタカ、M・デュークの調子も上がって前線でタメができ、攻撃の流れは良くなりつつある。
リーグ戦では2008年4月以来勝ち星がない敵地・日立台での試合となるが、チーム一丸となってなんとか突破口を見出したい。
柏レイソル – 清水エスパルス
5月2日(土)/16:00/日立柏サッカー場
柏レイソル
リーグ成績(8節終了時):7位 勝点11 3勝2分3敗 14得点・12失点
【最新チーム事情】
●直近の公式戦3試合は全北、鳥栖、川崎と力のある相手に2勝1分。
●前節は小林、前々節は秋野と、若い選手の働きがチームを活性化させる。
●5月6日のACLでは大幅な選手の入れ替えが予想されるため、今節はフルメンバー起用が濃厚。
【担当記者の視点】
前節は好調の川崎に対し、真っ向勝負を仕掛けて4-1という快勝を収めた。
7節の鳥栖戦では、ACL・全北現代戦の激闘も影響して選手個々の動きには重さを感じさせたが、それでも主力を代わる代わる休ませながら戦う吉田監督の采配が奏功。ある程度のコンディションを保ちながら、文字どおり「総力戦」でこの連戦をこなしている。
好パフォーマンスでチームを牽引する工藤壮人、武富孝介、加えて秋野央樹や小林祐介といった若手も監督の起用に応えるプレーを見せており、チーム内にも良い循環が生まれている。また、ゴールデンウィークの連戦真っ只中ではあるが、6日に行なわれるACLのビン・ズオン戦はすでにグループステージ首位通過を決めているため、多くの主力を温存すると見られており、そうした点を踏まえれば今節の清水戦はフルメンバーで戦うことが予想される。
清水エスパルス
リーグ成績(8節終了時):16位 勝点5 1勝2分5敗 10得点・15失点
【最新チーム事情】
●山形戦で連敗を5で止めるも、終了間際の9分間でまさかの3失点。
●試合後にはサポーターから容赦ないブーイングが飛び、チームバスも囲まれる。
●結果こそ出ていないが、大榎監督の手腕を疑うような雰囲気は出ていない。
【担当記者の視点】
山形戦では3-0とリードを奪いながら、85分からの9分間で3点を失い、まさかの引き分け。1点を取られてからの慌てぶりには、選手たちの余裕のなさ、自信のなさが顕著に表われていた。
カルフィン・ヨンアピン(左腿の筋肉張り)、犬飼智也(右膝内側側副靭帯損傷)、三浦弦太(右足首捻挫)とDF陣に故障者が多く、個々が局面で敗れて失点につながるシーンが多い。ただ、過去の敗戦を振り返れば、後半に入って前線からのプレッシャーが効かなくなり、チーム全体のリズムが崩れた。全員が連動したコンパクトな守備を、90分間心掛けたいところだ。
結果は出ていないものの、チーム内には大榎監督の手腕を疑うような雰囲気は出ていない。メンバーやシステムを試行錯誤しながら戦っているなか、前節の山形戦では、今季初めてセットプレーから得点を挙げた。八反田康平が復帰してキッカーとなり、正確なボールを供給。P・ウタカ、M・デュークの調子も上がって前線でタメができ、攻撃の流れは良くなりつつある。
リーグ戦では2008年4月以来勝ち星がない敵地・日立台での試合となるが、チーム一丸となってなんとか突破口を見出したい。